レムリアンシードの元祖
セラドカブラル産のレムリアンシードです。
セラドカブラルのレムリアンシードを当店で出すことはほとんどなくて。
久しぶりです。
バイーア・レムリアンをメインにご紹介してましたので。
ところがバイーア・レムリアンが出なくなってから、セラドカブラルからそっくりなレムリアンシードが!
バイーア産とほとんど見分けがつきません。
この現象は何なのでしょうか...鉱脈が同じなのかもしれませんが
バイーア産が好きだったので複雑な気持ちです。
こちらは変形ですがファセットがダウクリスタル。
シルキーでシルバーな輝きはバイーア・レムリアンそのまま。
内側に入っているのはDevic templeだと思うんですよね...
Devic templeとは、内側にさらに成長しようとしている水晶に見えたり
または精霊のようなものが住んでいる、寺院のように見える水晶のこと。
これといったものはなく、解釈はいろいろで、抽象的な概念のようです。
メインファセットには上の方にレムリアンレッジのような段差が入っていて
ステップドアカシックラインのようになっています。
もちろんノンポリッシュ。
精霊が住んでいるようなダウクリスタルとお考え頂ければ、石の素晴らしさがわかると思います。
画像ではわからないと思いますが、柱面にも景色のようなグリフがあちこりに入っていて示唆的です。
Rutile in Quartz, Lemurian Seed
113x35x23mm
126g
Serra do Cabral, Minas Gerais, Brazil
レムリアンシードはブラジルのミナスジェライス州のセラドカブラルが原産地です。その周辺にも同様のクリスタルが発掘されています。シード(種)のように母岩から離れ根を持たない状態で発見され、階段状の蝕像があるのが特徴です。ヒーラーによって古代レムリア文明の叡智が秘められているとリーディングされています。コロンビア、ロシアのクリスタルもあります。
シード(種)なのですが、完結した一つの水晶というイメージ、純度や力強さを感じさせるレムリアンシード。マスタークリスタルと言われる所以です。ブラジルはミナスジェライス州セラドカブラルが原産ですが、近隣の同じ特徴のクリスタルもレムリアンシードと見なされています。
バイーア・レムリアンの登場後の元祖レムリアンシードに対する印象は、違ってきているように思います。ピュアレイが子供のような純真さを持つレムリアンだとしたら、セラドカブラルの分厚い年季の入った皮のような表面のレムリアンシードは、大人や老人のような知恵や落ち着きを感じさせます。バイーア・レムリアンはレムリアン文明の始まり、セラドカブラル産はレムリアン文明の完成を意味するクォーツかもしれません。
ところがバイーア産が枯渇すると、セラドカブラルでバイーア産そっくりの水晶が出て来るようになりました。枯渇する前に大洪水が起こり、水没したのも関係あるかもしれません?石同士のシンクロニシティで、バイーアの代わりにセラドカブラルで同類の石の登場が起こったのでしょうか?不思議な現象です。
いずれにしても、ホワイトシルバーの輝きを持ちどこか繊細さのある月の光のようなレムリアンシードが今地上で求められているのかもしれません。久々にレムリアンシードを手にしてみると、やはりただの水晶とは違うオーパーツのような独特の存在感と神々しい美しさに圧倒されてしまいますね。