蛍光オレンジのエクリプス。
バンブルビージャスパーのスフィア
バンブルビーはマルハナバチのこと
お尻が黄色と黒の縞模様
エクリプスは日食のこと
太陽の光のようなイエローに、月面のような灰色がかった黒
太陽と月のイメージを想起させるバンブルビージャスパーが、エクリプスと呼ばれるのもわかります。
蛍光イエロー/オレンジの部分はアゲートになっており、透明感があって蜂蜜のよう。
黒/灰色のジャスパー部分は、まるで月の表面のよう
バンブルビー・エクリプスの一番よい部分を引き出したようなスフィアです。
動画はこちら
BUMBLEBEE ECLIPSE JASPER
直径48mm
240g(台座含む)
Indonesia
エクリプスはまだ謎が多い石で、一応ジャスパーの一種とされていますが、確かなことはわかりません。インドネシア産がほとんどで、インドネシア以外で産出されているかどうか不明です。インドネシアは火山国で現在進行形で火山岩から天然石が作られている地域です。エクリプスの鮮やかなイエローオレンジは硫黄ではないかと言われています。エクリプスの黒は溶岩の色そのものですね。
エクリプスは「マスタードジャスパー」とも呼ばれます。日食のような輪が出る方向にカットされたものがエクリプス、そうでないものが「マスタードジャスパー」として扱われています。
バンブルビー(マルハナバチ)というハチは、体に対して小さすぎる羽を持っていて、力学上飛ぶことは不可能だそうです。飛べないはずのハチが飛ぶことが出来る。そういう意味ではバンブルビーは「不可能を可能にする」という意味の象徴でもあります。皆既日食のような天体イベントは「昼が夜になる」という本来なら不可能な、ありえない現象です。こちらの石にはなぜか「不可能を可能にする」という意味が強く表れており、それはやはりこの石の持つパワーのせいかもしれません。
昼と夜がひっくり返る、太陽と月が一つになる。この世には飛べないはずのハチが飛んだり昼が夜になるようなことが起きる。私たちが当然だと思っていた時代や生活が、ひっくり返ったように価値観や時代が変わる。バンブルビーには当たり前のことが当たり前でない、そんなメッセージがあるように思います。太陽を隠し昼を闇にする日食は国や時代によっては不吉な前兆とされていました。それは既存の権力が覆されたり、常識がひっくり返されるような暗示とみなされていたのかもしれません。
バンブルビーは、とっても活力のある色。不可能を可能にするような勇気を与えてくれる石です。惑星感たっぷりで、無限の宇宙の可能性と意識をシンクロさせてくれるでしょう。