ファントム・アメジストのビッグ・ワンド。
以前スリムなミニポイントでお出ししていたシェブロン・アメジストと同じ産地だと思います
バイーア州。
バイーア・レムリアンでおなじみのバイーア州ですが、こちらは南部のミナスジェライス州州境の産地から産出されたもの。
シェブロン・アメジストは、幾重にも重なったファントムと
ファセット下が長く棒のように伸びており
さらに雪のように白いクォーツがシャリシャリと発生しています。
まるで杖やトーチ(灯火)のようなポイント
炎が揺らいでいるようなファントム
セアラ州のアメジスト・アイスクリスタルと似ている所があって、
アイスクリスタルのように下半分が白いクリスタルでダブルポイントのように尖っている
ファセットにトライーゴニックも見られます。
こちらも柱面にトライーゴニックがあり
きれいな先端、はっきりとした細かいファントム
磨かれたようにきれいなファセット
さらに...触っただけでサラサラときれいな音を奏でるシンギングクリスタル...!
ファセットをなでただけで音が出るのです。
まるで賢者の杖のような、完璧なクリスタル
全身にザクザクと入ったキーの刻みが、クリスタルをピュアなものにし
美しい音色を奏でているのかもしれません。
杖のような、トーチのような形状は送受信ツールでもあり、チューニングにもいいかもしれません。
地球の活動が活発になっている時代ですので
新しい時代のクリスタルとして、存在感があります。
動画はこちら
Amethyst (紫水晶)
230x56x41mm
554g
Brejinho das Ametistas, Bahia, Brazil

鉱物の形成の過程で水晶が紫色になったものが紫水晶=アメジストです。この紫は天然の放射線の影響だということが近年発見されました。アメジストは水晶系の中でも複雑な構造を持つため、結晶の割れやクラックなどが目立つものが多いですが、それがまた本物のアメジストの証拠でもあります。熱処理をすると黄色になりアメトリンやシトリンと称して流通していたりします。
従来アメジストは高温で熱せられて生成されたと言われていましたが、最近常温でも生成される可能性があることがわかりました。そのため空気が触れるような巨大なジオードも作られるのだとか。熱以外の要因でアメジストが作られるとなると、一体どのような原因で多種多様なアメジストが生まれるのか気になる所です。

アメジストは宇宙の色で、宇宙を意識すると気になる色でもあります。CRYSTAL HOLIZONからCRYSTAL SYNCHRONICITYへ、宇宙のイメージが強く降って来てから、サイキックな雰囲気のあるアメジストの入荷が続きました。トライーゴニックやレコードキーパーなど、メタフィジックな印のあるアメジストのことです。
幾重にも重なったファントムは、アメジストの中で何かが起こった印。それは水晶の振動や周波数のような、放射状に広がる響きや環のようなものかもしれません。
成り立ちは水晶の再成長だとされていますが、こちらのアメジストのようにあまりにも完璧に内側に形成されているのを見ると、まるで水晶の響きが形になったようにも見えます。私たちが、私が、ファントムに強く惹かれるのは、そこに水晶の振動や響きの跡が現れているのを見ているのかもしれません。
こちらのアメジストがシンギングクリスタルなのと無関係ではないと思います。とてもよく音が鳴るアメジストで、とてもたくさんのファントムがまるで五線譜のように連なっているのは、果たして偶然でしょうか?
これを書いている今、軽く眩暈がしておでこが熱くなって、覚醒のような症状が出ましたので、もしかしたらファントムは水晶の振動の形跡という仮説は、あるかもしれません。