ブラジルのミナスジェライス州のトライゴーニッククォーツのポイントです。
ホワイトクォーツでもあるトライゴーニック・クォーツ。
ピュアホワイトな白さが、トライゴーニック・クォーツの癒しでもあります。
トライゴーニックの入り方が、ライトニング(雷)のように入ってますが
まるで流れ星みたいです。
全てのファセットにトライーゴニックが入ってます。
トライゴーニック・クォーツの特徴でもある再結晶のような皺のある表面は、背面に
正面やサイドのファセットに連なったトライゴーニックが現れています。
底面はセルフヒールドされ、トライゴーニック/レコードキーパーのような三角形の窪みも
トライゴーニック・クォーツらしい内側から発光する強い光
柱面も様々な図形やラインが記号のように現れていて、まるで地図のようです。
トライゴーニッククォーツのただれた表面を見ると、普通の水晶の成長とは違い、成長途中もしくは成長後に何らかの干渉があった様子です。
たくさんの水晶を観察して来ましたが、トライゴーニッククォーツも再結晶水晶の一つなんだろうなと思います。
トライゴーニッククォーツが強い癒しの響きを持つのは、この石が石全体に試練を負って、傷ついた体を癒そうとする力が誰よりも強いのだろうと思うのです。
再結晶水晶は表面が再結晶化されるだけでなく、石自体も透明感が一際強くなります。
ヒマラヤの
メルクリスタルのように、シャンデリアのような内側から発光するような輝きも持ちます。
ただの透明感とは違い、石自体が光を放とうとする。
それは自ら治癒力を持ち始めているからではないでしょうか...
リール動画
ショート動画
Trigonic Quartz
66x33x34mm
77g
Grao Mogol, Minas Gerais, Brazil
トライゴーニッククォーツは、アイスクリスタルの一種でもあり、ブラジルやヒマラヤなどで産出されます。主な産地はブラジルで、ヒマラヤではアイスクリスタルにトライゴーニックが現れるものが多いようです。
トライゴーニッククォーツと呼ばれるものには二つの特徴があります。
・▽印(トライゴーニック)がファセットに入っていること。
・溶けただれたようなアイシーな形態(アイスクリスタル)
この二つの特徴はトライゴーニック・クォーツの成り立ちにも関わっていると思います。
レコードキーパーが上に向いた△印がであるのは、植物が上に向かって伸びるように水晶が成長するマークでもあります。反対にトライゴーニックは印が下を向いていますので、上からのエネルギーがかかっている、浴びていると言えます。
このエネルギーは地殻の中で起きているかもしれませんし、宇宙線のような遠くからかもしれません。
宇宙線はあらゆる物体を通り抜けて地上に降り注ぐので、地下に眠る鉱物が浴びても不思議ではないと思うのです。
また、アイスクリスタルとしての特徴は、トライゴーニッククォーツが膨張したような膨らみのある形状をしていることにも関係があると思います。アイスクリスタルは浸食や形成過程で形成しきれなかった不完全な形態だったりするのですが、トライゴーニッククォーツが角が溶け丸みを帯びているのは水晶自体が熱を持った可能性もあるのでは?と思います。
水晶が何らかの反応で熱くなり、そこに熱水や水分が浸食したため、膨らんだ形で浸食の跡が残っているのかなと思います。そして石が熱くなるような特別な反応を示したからこそ、トライゴーニッククォーツには特別なメッセージや感じるものがあると思うのです。
癒しの響きがとても強いトライゴーニッククォーツ。熱水を浴びて溶けただれた後、石自体が覚醒したように白熱して再結晶しているのではないでしょうか。水晶の成長過程とは別に再生しようとしている力を感じます。
象徴学では、△は男性性、▽は女性性を表します。トライゴーニック・クォーツは、霊的な感受性を強くする石で、気づかなかった小さなサインを発見するのを助けます。その蓄積が直感を鍛えたり、知性を育んでいくでしょう。