憧れのデュモルチェライトインクォーツ
デュモルチェライトがクォーツの中で結晶化しています。
両サイドがポイント状に尖っている
両剣、両錐水晶とも言われるダブルポイントの原石です。
年々希少になっているようでこのサイズのものは貴重です。
大きさだけでなくクォーツの透明度や
デュモルチェライトの美しさなど
全体的に美しい物は少なくなっており
希少価値がどんどん上がっているようです。
クォーツの透明度と言いましたが
少し霞がかったクォーツもまるで氷砂糖のようで
魅力的だと思います。
氷菓のようでむしろクリアなものよりロマンチックな気がします。
雪の結晶のようなデュモルチェライト
青い雪の結晶は石の中だからこそ見れるもの
小さな鉱物の世界に現実ではありえない
幻想的なロマンが広がっています。
透明度が高く中のデュモルチェライトがよく見えます。
鉱物名___Dumortierite Crystal
サイズ___21x15x15mm
重さ____20.5cts./4.1g
原産地___ブラジル
ラピスラズリよりも濃い青と言われるデュモルチェライト。原石はラピスラズリのような青い石ですが、クォーツの中で結晶化したものが大変美しく、宝石のような価値があります。上質な物はブラジルやマダガスカルなど産地が限られています。名前は発見者のフランス人科学者デュモルティエから来ているそうですが、もっとシンプルな名前の人に発見して欲しかったですね。
思慮の石と呼ばれ、知能や思考に関して作用する石と言われています。集中力や記憶力など、思考や知能を必要とする力に働きかけます。
思慮の石と呼ばれるデュモルチェライトがクォーツの中にあると、「内面に誘いかける石」という印象があります。クォーツの中できらめくデュモルチェライトを注意深く覗き込むように、自分の内面や心の奥に意識や気持ちを引き連れて行くのかもしれません。その力はデュモルチェライト単独よりも、覗きこまないと見ることが出来ないデュモルチェライトインクォーツの方が更に強い力を持っているように思います。この石が私たちを魅了してやまないのも、内面へと誘う力が並はずれて強いのでしょう。
心の奥にある誰にも何にも侵されていないピュアな結晶。デュモルチェライトは人の心の奥にある神性や美しさみたいなものを象徴しているようです。それは冬の雪の結晶がまるで氷の中に閉じ込められたように、誰も触れることが出来ない侵しがたい美しさ。窓ガラスに表れた雪の結晶や初雪の景色のように触れられないからこそ美しさを保てるのかもしれません。