グリーン・カルセドニー Relax 11.4cts./ルース・カボション


癒しの色を持つグリーン・カルセドニー
クリソプレーズによく似ています。

それもそのはず、カルセドニーの緑色のものをクリソプレーズを呼びます。
クリソプレーズは蛍光色のアップルグリーンですが
こちらのように濃い森のようなグリーンのものは
そのままグリーン・カルセドニーと呼ばれ分けられています。

カルセドニーは石英の微小の結晶が網目状に集まったものです。
こちらのルースは一見そんな網目があるように見えませんが
光に翳すと大きな網模様が透けて見えて面白いです。
透過しなければ結晶の模様は見えません。

目視では表面に傷などもなく
きれいに研磨されたカボションタイプです。



鉱物名____Chalcedony(玉髄)

サイズ____16×11×07mm

重さ_____11.4cts./2g

製造国____中国



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カルセドニーはアゲートと成分も成り立ちもほとんど一緒で、違いはその見た目で区別されます。アゲートは縞模様が特徴ですが、カルセドニーは模様のないアゲートのようなもの。見た目がまったく違うのにほぼ同じ石と言われるのは不思議な感じがしますが、カルセドニーの内部にある縞模様の結晶を見るとアゲートと同じ種類だというのも納得です。半透明で柔らかい輝きを持ち、岩石や溶岩の空洞内に生成します。石英が集まったことによって生まれた鉱物の変種で、名前の由来はギリシャの町カルセドンから産出することからカルセドニーと呼ばれるようになったそうです。

和名の玉髄という名前は、玉のような結晶が集まった姿が骨髄の内部に似ていることに由来します。

アゲートと同様に、古くから様々な装飾品に利用され、ビーズやカメオ、シーリングスタンプ(印章)などに使われていたそうです。

人の気持ちを柔らかくし、平和な心や穏やかさ、寛容さをもたらすと言われています。古くはメンタルの安定を促し、体内に栄養を行き渡らせる力があると言われています。




クリソプレーズのアップルグリーンもいいですが、こちらのグリーンカルセドニーの深い緑色に強く魅かれました。人工と見分けがつかないカボションや宝石はあまり魅かれないのですが、見ているだけで癒される深いグリーンとカルセドニーの柔らかい響きは心を和ませ穏やかな気持ちにしてくれます。こちらは透過させると内部にカルセドニーの網目が確認出来ます。グリーンカルセドニーは色の濃度も様々で、透過しない濃いグリーンのものもあります。色が薄い方が内部が透過し、カルセドニーの柔らかい質感がよく響きます。

カルセドニーの柔らかさは人をリラックスさせ、高ぶりがちな神経や緊張感を和らげます。古くから精神障害に用いられたという話がありますが、緊張や抑圧から来る精神のアンバランスに、余計なストレスを緩和させる力があるように思います。精神障害は過度の緊張や抑圧によるものならば、余計な力が本人の意識に加わっている状態だともいえます。カルセドニーのどこか脱力させる作用は余計な力を取り払うのに効果的かもしれません。






グリーン・カルセドニー Relax 11.4cts./ルース・カボション

販売価格 SOLD OUT
型番 CaL1098LS

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