ミャンマー翡翠 本翡翠(A貨翡翠)清流の森 ミャンマー産 38cts./ ルース・カボション

ミャンマー産翡翠のルースです。
本物の翡翠、本翡翠を表すA貨翡翠とのことです。

こちらはバーマイト(ミャンマー産琥珀)と同じ
タイのセラーさんから購入しました。
原産地に近く、中国などの加工地を経由していません。
現地のセラーさんも信頼と実績のある方です。

A貨翡翠は、天然石を加工して作られ
一切の処理をしていないという意味です。
こちらはルースに小さな亀裂があるということで
宝石質から天然石グレードになっています。
亀裂は裏面にあるのは確認出来ましたが
表面は肉眼ではほとんどわかりません。

ルーペで見るとルース右下部分の緑色の流れに沿って
入っているようですがデザインの一部になっています。
表面はきれいに研磨されツルツルなので
亀裂といっても凹凸があるわけではありません。
宝石グレードではないということだと思います。

古代人に愛されたのがよくわかるように
同じく古代に生活ツールとして大活躍した
オブシディアン(黒曜石)と同じようにツルツルで
ナイフのような鋭さと艶、軽さを持ちます。

先端も鋭くバランスよくカットされています。
翡翠のエメラルドグリーンが美しく、広範囲に入っています。
光にかざすと外縁部が半透明になります。

石とは思えないような軽さと完璧な艶
そして清流の森を想わせるかのような緑
石の模様も滝の流れのようなデザインです。

天然石ということで鑑定には出しておりませんので鑑定書はありません。
商品にご不満の場合は返品をお受けいたします。
(ご購入時と同じ状態であること)




鉱物名____Jadeite Jade/Type A(ヒスイ輝石、硬玉)

サイズ____38×21×4mm

重さ_____38cts./7.6g

石の処理___天然無処理(トリートメント、エンハンスメント無し)

原産地____ミャンマー

輸出元____チェンマイ(タイ)




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古くから世界各地で様々な民族に愛されてきた翡翠。日本でも糸魚川翡翠が有名で、先ごろ日本の国の石として認定されました。翡翠を意味するJadeは、海外でネフライト(軟石)と共に呼ばれていることから、非常に混同されやすく複雑な背景を持つ石でもあります。ネフライトよりも硬度が高いため硬玉と呼ばれ区別されています。硬玉の産地は世界でもミャンマーや日本などに限られており、中国産の翡翠の多くはネフライトと言われています。特にミャンマーは世界でも有数の翡翠の産地です。

翡翠の緑はクロムや鉄分によるものです。翡翠は緑色が代表的ですが、薄紫色や白色、無色など様々な色がある石です。エメラルドやグリーンカルセドニーのように透明度があってエメラルドグリーンに近いものは極めて高価で取引されています。

ちなみに漢字の「翡翠」は鳥類の「カワセミ」とも読まれます。美しい青い鳥です。



勾玉を始め古代より護符として加工され身に着けられて来た翡翠。それは日本の古代人だけでなく、アメリカのインディアンはグアテマラの翡翠に彫刻を施し、南米を侵略したスペイン人もお守り用として身に着けられていたと言います。翡翠はまるでプラスチックのように軽く艶があるため、装身具には最適で、尚且つ硬度も強度にも優れているため、護身用に携帯されていたのも納得です。日本では翡翠を勾玉だけでなく翡翠大珠という棍棒のようなワンド状に加工されていたのが古代遺跡で発掘されています。その後勾玉として加工されるようになったらしいのですが、「魔法の石」としてアメリカの原住民にも崇められて来た翡翠には、呪術などにも使われた歴史があるようです。シャーマニックなバックグラウンドを持つ翡翠が、パワーストーンとして別格の存在であるのは歴史的な理由があるのでしょう。

美しい緑色の石を見ているだけで癒されます。ヒーリングのパワーも魔物を寄せ付けない防御のパワーにも優れた稀有な石なのかもしれません。ビジュアルだけならグリーンカルセドニーなどそっくりな石がありますが、価値がまったく違うのは、その歴史的な背景やこれまで多くの人が翡翠のパワーを実感し評価して来たからだと思います。





ミャンマー翡翠 本翡翠(A貨翡翠)清流の森 ミャンマー産 38cts./ ルース・カボション

販売価格 SOLD OUT
型番 JAD0851LS

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