デンドライト・オパール 雪けむり 42.8cts./ ルース・カボション

変わった形のデンドライトオパール。
爪のようなカットをしています。

どちらが表なの?と思うほど裏面のクオリティも高い一品。
お好みで裏を表にしてもいいと思います。
一応裏は平らで表は丸みを持たせてカットされています。

裏面の方がデンドライドの細かい成分がクリアに見えます。
表の方はオパールの白く石化した風景がロマンチックな
雪の景色のように見えます。

向きによって樹木が立ち上がっているように見えて
風景のようなデザインをお楽しみ頂けます。

雪が煙る木立の、澄んだ空気の中にいるような景色は
見ているだけで癒されます。

きれいにカットされ研磨されています。
デンドライトオパールはカットのクオリティが安定しています。



鉱物名____Dendrite Opal/Merilinite

サイズ____43X28X04mm

重さ_____42.8cts./8.5g

石の処理___天然無加工

原産地____アフリカ



DSC_0535.jpg


DSC_0528.jpg


DSC_0531.jpg


DSC_0540.jpg


DSC_0539_20170217194251787.jpg





デントライトは鉱物の亀裂に混入したマンガンが浸透し、樹枝状に結晶したものです。結晶化したマンガンが植物や樹木もそのものに見るのは、自然の奇跡と言わざるをえません。鉱物自体はオパールなので、石の作用はオパールに属しますが、オパールの中にも樹木の成分が化石化したものから生成されたものもあるので、デントライト・オパールは古い地球の地層に眠る樹木の成分が形になった可能性もあるかもしれないですね。

オパールといえば遊色効果のあるキラキラした宝石が有名ですが、和名は「蛋白石」といって、もともと卵の白身の様に白いことから名づけられたそうです。デントライト・オパールはまさにその由来通りの真っ白な乳白色をしています。




オパールが幸運を運ぶと信じられていたのは、恵みや豊饒をもたらす力があるせいかもしれません。植物や木々をそのまま閉じ込めたようなデンドライト・オパールは、オパールの特質をさらに強めたような石です。真っ白な雪景色のデントライト・オパールは、雪の日に人が温かい気持ちになるような、そんな幸福感を運んでくれます。

デントライトはギリシャ語で樹木を意味するdendronに由来します。デントライトには樹木の記憶が残っていて、樹木や森の意識と繋がりをもたらしてくれる気がします。冬の雪原に生える針葉樹林のようなデンドライトのインクルージョン。白さが美しいロマンチックなデンドライト・オパールですが、寒い雪の中でもたくましく枝を伸ばす木々の打たれ強さや力強さも感じます。明るい色が入ったオパールも、寒い中で暖を取るような郷愁を誘う懐かしさがあります。



デンドライト・オパール 雪けむり 42.8cts./ ルース・カボション

販売価格 SOLD OUT
型番 DEN1224LS

新着商品

Top