デンドライト・オパール 雪けむり 40.9cts./ ルース・カボション

ワンド(棒)型のデンドライトオパール。
中央がクリアになっていて囲むように包まれています。

デンドライトが炭のように濃くはっきりと
木々をかたどって入っている美品です。
白さと対照的な木炭のような黒
どこか温かみを感じるのは木炭っぽい黒さだからでしょうか。
裏側からも面白い光景がのぞけます。

雪が煙る木立の、澄んだ空気の中にいるような景色は
見ているだけで癒されます。

きれいにカットされ研磨されています。
デンドライトオパールはカットのクオリティが安定しています。



鉱物名____Dendrite Opal/Merilinite(忍石)

サイズ____45X24X05mm

重さ_____40.9cts./8.1g

石の処理___天然無加工

原産地____アフリカ



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デントライトは鉱物の亀裂に混入したマンガンが浸透し、樹枝状に結晶したものです。結晶化したマンガンが植物や樹木もそのものに見るのは、自然の奇跡と言わざるをえません。鉱物自体はオパールなので、石の作用はオパールに属しますが、オパールの中にも樹木の成分が化石化したものから生成されたものもあるので、デントライト・オパールは古い地球の地層に眠る樹木の成分が形になった可能性もあるかもしれないですね。

オパールといえば遊色効果のあるキラキラした宝石が有名ですが、和名は「蛋白石」といって、もともと卵の白身の様に白いことから名づけられたそうです。デントライト・オパールはまさにその由来通りの真っ白な乳白色をしています。




オパールが幸運を運ぶと信じられていたのは、恵みや豊饒をもたらす力があるせいかもしれません。植物や木々をそのまま閉じ込めたようなデンドライト・オパールは、オパールの特質をさらに強めたような石です。真っ白な雪景色のデントライト・オパールは、雪の日に人が温かい気持ちになるような、そんな幸福感を運んでくれます。

デントライトはギリシャ語で樹木を意味するdendronに由来します。デントライトには樹木の記憶が残っていて、樹木や森の意識と繋がりをもたらしてくれる気がします。冬の雪原に生える針葉樹林のようなデンドライトのインクルージョン。白さが美しいロマンチックなデンドライト・オパールですが、寒い雪の中でもたくましく枝を伸ばす木々の打たれ強さや力強さも感じます。明るい色が入ったオパールも、寒い中で暖を取るような郷愁を誘う懐かしさがあります。



デンドライト・オパール 雪けむり 40.9cts./ ルース・カボション

販売価格 SOLD OUT
型番 DEN1244LS

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