ボルダーオパールの磨き原石です。
表も裏もツルツルに磨かれていますが
ラフにカットされており、表面も完全に磨かれてない部分があります。
ボルダーオパールは鉄鉱石の茶色の中に
キラキラと青い輝きを見せるオパールがほんの少し顔をのぞかせる石。
ですがこちらは石の表面にオパールのカラフルな色彩を
見ることが出来ます。
オパールの色が表れていますが、遊色はありません。
オパール部分に少し透明感があります。
なんと言っても遊色効果がオパールの醍醐味ですが
遊色がなくてもこんなにカラフルな色をしていたりします。
その美しさに魅かれて購入しました。
見応えのある大きさも魅力です。
少し変わったアイテムですがワイルドで華やかな
アクセサリーが出来そうです。
メンズにもぴったりでしょう。
鉱物名____BOULDER OPAL(蛋白石)
サイズ____34×18x7mm
重さ_____32.1cts./6.4g
石の処理___天然無処理
原産地____オーストラリア
和名で蛋白石と呼ばれるように、オパールの成分は貝や樹木などの堆積物から出る珪酸によって作られたり、クォーツのように温泉の堆積物や火山の溶岩の中に出来るものもあります。ラテン語で「宝石」を意味するオパール。産地には、メキシコ・オパールやオーストラリアのボルダーオパールなどがあり、中でもボルダーオパールは青い海のような鮮やかな遊色を持つため非常に人気が高い石でもあります。
ボルダーオパールのBoulderは「大きな丸い石」という意味で、これはボルダーオパールが岩の塊から発掘され、母岩付で加工されることから「ボルダーオパール」と呼ばれています。
古来より、霊的能力や直感力を高め、意識を向上させる効果があると言われています。眼病の治療にも利用された歴史があるのは、オパールの遊色効果が霊的な眼力も含め、視覚機能や能力を強く刺激するのかもしれません。
オパール自体が水分を多く含み硬度も軟らかいため、とても乾燥に弱く、水分補給や保湿などのケアが必要です。
その輝きや明るさから、希望をもたらすと呼ばれる幸運の石として信じられているオパール。10月の誕生石でもあります。10月は秋真っ只中で多くの実りや収穫がもたらされる季節。オパールが幸運の石と呼ばれ10月の誕生石であるのは、そんな恵まれた季節を象徴しているのかもしれません。
ボルダーオパールは岩に浸み込んだオパールそのもの。青いフラッシュが強く、茶色い母岩と一緒に研磨されます。キラキラと輝き水のように青いオパールと無骨な茶色い岩の色とのコントラストが特徴で、とってもワイルドです。エアーズロックのあるオーストラリアの大地を想わせるようなボルダーオパールのこげ茶色の肌は、オパールの青さをより一層引き立たせ、まるで乾いた大地のオアシスのような潤いを見せます。「幸運の石」「青い鳥の石」と例えられるように、奇跡や幸運を授ける力があると言われるのは、砂漠のオアシスのような潤いを見せるからかもしれません。