オワイヒーオパールのルースです。
オワイヒーオパールは近年発見されたコモンオパールで
アメリカのオレゴン州のオワイヒーという
インディアンの聖地にある水場(Sacred springs)で採れるブルーオパールです。
コモンオパールは石というより「石のようになった」物質なので
とても軽く質感もどこかプラスチックのような軽さがあります
独特の淡い水色が特徴のオワイヒーオパール。
こちらは澄んだブルーが水面のようにセンターから広がり
湖面の水面のようなデザイン。
見ているだけで癒されるような清々しい青。
中央がぷっくりとふくらんだカットは滴そのもの。
滑らかに研磨されています。
鉱物名____BLUE OWHYEE OPAL(蛋白石)
サイズ____28X17X07mm
重さ_____17cts./3.4g
石の処理___天然無加工
原産地____オワイヒー(アメリカ)
コモンオパールは透明度のないオパールで火山岩や堆積岩の隙間に熱水が沈殿して石化したもの、微生物などの有機体が石化したものがあります。キラキラとした遊色を持たないコモンオパールですが、硬い石なのにやわらかい雰囲気を醸しだす不思議な魅力がコモンオパールにはあります。石なのに柔らかい雰囲気を与えるため、持ち主をリラックスさせる働きがあるのかもしれません。
ボルダーオパールなどオパールの名産地であるオーストラリアや、ブルーオパールで有名なペルーなどが主産地です。オワイヒーブルーオパールのオワイヒーは、アイダホ州とオレゴン州を流れるオワイヒー川・オワイヒー湖のことでもあります。オワイヒーリバーはアメリカ有数の壮大な渓谷を持つ河川で湖を持ち、その近辺で採れるオワイヒーオパールはアイダホ州産だったりオレゴン州産だったりするようです。
オワイヒーオパールは空気にさらされたことで水分が蒸発し透明なものから不透明なものに変化したとも言われています。
どこか甘さが漂うかのようなオワイヒーオパールのブルー。ボルダーオパールのブルーを薄くしたようなオワイヒーオパールはやさしくとろけるようなスカイブルー色をしています。明るいスカイブルーというより少し寒色な涼しげなブルー。まるで大気圏の空のようで、エンジェライトやセレスタイトのような冷めたブルーを思い出します。
アメリカインディアンの聖地で発掘されるオワイヒーブルーオパール。古来より鉱物資源がある土地に人はやって来て住み着きます。セドナのように強い磁場を持つ場所だったり、原住民の土地はどこもそれなりの理由がある所ばかりです。オワイヒーオパールのような澄んだスカイブルーの石が埋まっているならば、そこを聖地にするのもわかりますね。
水色や青は喉のチャクラに対応しますので、こちらの石も首元のネックレスやペンダントなどのアクセサリーに適しています。