ドミニカ産のラリマーです。
長いドロップ型のラリマー
涙の雫のようにカットされています。
真ん中の模様がどこか細胞チックに見える不思議
下の方は花が咲いたような繊細な模様が広がります。
スカイブルーが美しいラリマーです
個性的なデザインですが目立ったインクルージョンや
デザインを妨げるクラックなどもないため統一感があります。
薄めの平なカットですがバランスよくきれいにカットされています。
鉱物名___Larimar, Blue Pectolite
サイズ___37X18X4mm
重さ____21.7cts./4.3g
石の処理__ナチュラル
原産地___ドミニカ
ラリマーは流通名で、鉱物はペクトライトです。ペクトライトの中でもブルー・ペクトライトで尚且つドミニカで産出されるものをラリマーと呼びます。ペクトライトはソーダ珪灰石で、石灰などのソーダ石なんですね。なのでペクトライト自体は世界中で産出されますが、ブルー・ペクトライトは稀で、しかもドミニカ産のブルーペクトライトは1974年に発見されたばかりの真新しい天然石です。
まだその価値が認められてから40年ほどしか経っていないのに、すでに良質なものは流通量が減少し、年々価格が高騰しています。やがてドミニカ産のブルー・アンバーのように、天然石ではなく宝石として扱われるようになるかもしれません。
青い色が濃く、模様がはっきりしているものほど貴重だとされています。
私はラリマーをイルカ石と呼んでいるのですが、ラリマーのエネルギーってイルカのエネルギーとそっくりなんですよね。イルカが放つ周波数は特別なものがあって、たとえば自閉症児の治療やコミュニケーションに活用されていたりします。またドルフィン・スイミングなどイルカとの接触体験は、イルカの放つα波が特別な影響を脳波にもたらすようで、体験後は数日夢見心地な気分になることで有名です。
ラリマーはまさにイルカのそのような幸せエネルギーを内包している石で、生産地のドミニカがあるカリブ海はクジラやイルカの世界的な回遊地でもあります。この地域の楽天的で朗らかなエネルギーがまさにラリマーに充填されているのかもしれません。
ラリマーの原石は実に多様な模様があり、色も原色のようなスカイブルーからグリーンがかった薄いブルーまでバラエティに富んでいます。まるで石自体が生命体のように呼吸し変化を遂げているようです。そしてどんなに違う模様でも、違う色でも一目でラリマーとわかってしまうところも不思議な石だと思います。