ヘミモルファイト(異極鉱) 中国産 22.1g/原石・鉱物


透明感のあるブルーが美しいヘミモルファイト。
和名では異極鉱と呼ばれています。
こちらのように青いぶどう状の結晶を持つものと、放射状に伸びる透明な結晶があります。
こちらもよく見るとぶどうの粒の中には放射状に広がる白い結晶があるのがわかります。

まるでベッドやソファのようにモコモコした結晶を包み込むように成長するようです。
内側では雲のようにモコモコしながら結晶し、それがいくつもの膜となって重なり合うようです。
裏側を見るとキラキラと輝くラメのような白い結晶があります。
瑪瑙やロードクロサイトのように層状になっています。

鉱物標本としてだけでなく、見ていて癒されるヒーリングストーンですね。
目の保養になります。

海の色、空の色をしたヘミモルファイトは、そこだけ別のエネルギーが漂っているかのようです。




鉱物名___Hemimorphite(異極鉱)

サイズ___33x32x24mm

重さ____22.1g

原産地___中国



DSC_6553.jpg


DSC_6551.jpg


DSC_6550.jpg


DSC_6549.jpg


DSC_6546.jpg


DSC_6540.jpg


DSC_6537.jpg





ヘミモルファイトは亜鉛鉱山の酸化帯で発掘される二次鉱物で、18世紀まではカラミンという名称で、スミソナイトやハイドロジンサイトとを含む亜鉛鉱の二次産物に過ぎませんでした。19世紀の文学にはこの鉱物に関してカラミンという名前が使用されているため、混乱の原因にもなっているそうです。

原産地はベルギーやドイツに近いオーストリア、ポーランドや中国、タイ、アメリカ、メキシコやナミビアなど世界各地で産出されます。日本では神岡鉱山で多く産出されます。

和名の異極鉱は、この鉱物の結晶構造から成る呼び名で結晶の両端で異なる形を持つ鉱物です。霜のような微細な結晶を持ち、先に発生した結晶を後から発生した結晶が支配する構造を指します。ロードクロサイトなどにも見られる構造です。

古来より悪霊退散の石として崇められていたそうです。世界的に産出されるため、透明度のないものは天然石の模造品に使われることもしばしばあるようです。




蛍光色のブルーを持つヘミモルファイト。海の深層水をそのまま閉じ込めたような透明感と清々しいブルーは、私たちが日常中々接することのできない色かもしれません。加工されていない鉱物や原石はまるで自然の彫刻のように完成していて、こちらのイマジネーションを際限なく掻き立ててくれます。有機的なフォルムは私たちの意識を解きほぐし、鮮やかな色合いはそこに癒しのエネルギーを注ぎ込みます。天空のように澄んだブルーはまるでこの世のものとは思えないピュアネス。地中にこんな鮮やかで美しい物が存在するという驚き。鉱物の世界、地下の世界には私たちが想像出来ないほどの豊かさに満ちています。







ヘミモルファイト(異極鉱) 中国産 22.1g/原石・鉱物

販売価格 SOLD OUT
型番 HEM0884SP

新着商品

Top