ナミビア産のスモーキークォーツです。
南アフリカの真上にあり、アフリカ大陸の西海岸に位置するナミビア
エロンゴ州はその海岸沿いにありフローライトやアクアマリンなど様々な鉱物のメッカでもあります。
こちらはチョコレートのように真っ黒ですが光が入ると煙が立ったような美しいコーヒーブラウンに
アフリカのスモーキークォーツは本当に素晴らしく、現地の人の肌のように滑らか
レムリアンレッジのようなバーコードがビシバシ入っており黒いレムリアンシードのようです。
水晶内部への扉とも言われる三角のキーも深く入っており
ある面はバーコード、ある面はゴテゴテの蝕象が見られ、様々な作用が加わっているのがわかります。
成長過程で様々な圧力が加わっており、それを潜り抜けて成長したような感じ
とてもたくましく賢い、経験豊富な人物のような水晶です。
実は先端の内部に結晶面があり、強い光を当てると稀に虹色に輝きます。
黒い石の中から一瞬虹が現れるのでびっくりしました。
根元部分にも虹が見えます。
多くのシンボルやサインを示唆するスモーキークォーツなので中々手放せませんでした。
アフリカ南部のスモーキークォーツはまるで現地のアフリカンそのものでとってもパワフル
そして強く新しい時代の息吹を感じさせます。
Smoky quartz（煙水晶）
53×35×28mm
51.3g
ナミビア・エロンゴ産
・レターパックプラス（510円）、ゆうパック
スモーキー・クォーツは和名が煙水晶でそのまんまなのですが、茶色をしているので水晶の中でもグラウンディングに適した石でもあります。色の成分はアルミニウム・イオンによるもの。熱処理によって黄水晶にされることもあります。古くから「悪霊払いの石」として有名で、邪気を寄せ付けず持ち主を護ります。恐怖心や不安感を払い、不眠や手足の不調によいと言われます。
クォーツの形が陰影によってはっきりとわかり、色の濃淡やバリエーションが豊富なため、鉱物標本の人気が高い石です。
アフリカ産のスモーキークォーツが素晴らしく惚れてしまいます。まるでカカオのように甘くコーヒーのように香高いアフリカ産のスモーキークォーツ。見ているだけでうっとりとしてしまう強い魅力があります。こちらはまるでレムリアンシードのようなスモーキークォーツ。エロンゴ産のスモーキークォーツを何点か入荷しましたがどれも立派な条線が入っており、レムリアンシードのようです。一説にはレムリアンシードは世界中で5か所産地があるらしいのですが、一ヵ所はアフリカのような気がします。
アフリカは内戦や疫病のイメージがいまだ強く、そのような報道しか入って来ないのが現実ですが、実は近年目覚ましく発展しており、飢饉や内戦などアフリカの負のイメージは過去のものになりつつあります。ヨーロッパを始め世界中からたくさんの旅行者が訪れ、中国の進出も目覚ましいです。人口増のアフリカは確実に次代の世界再編で重要な位置を占めています。近年のアフリカの発展はネットワークの発展によるものでスマートフォンの普及で情報が行き渡り地域格差がどんどん減少しています。
パワフルでシンボリックなスモーキークォーツを見ていると、ようやく目覚めた新しい時代の息吹のようなものを感じます。
