メキシコ産のレインボーオブシディアンです。
光に当てると黒光りしたルースの上に虹の輪が浮かび上がります。
強い光に当てる程虹が浮かび上がります。
太陽光と室内光で撮影しています。
こちらはピンク色のシラーが現れるカラフルなオブシディアン
ギラギラと泳ぐようにシラーがぐるぐる回ります。
火山活動が盛んになってくると、溶岩から生まれたオブシディアンのような石が気になります。
オブシディアン(黒曜石)は古代人が矢じりの先に使用して、狩猟などに使われた武器でもあります。
オブシディアンのルースはカットが美しいといつも感じます。
バランスよく均等にカットされツルツルに研磨されています。
全体が鏡面磨きのようで、ガラス質のためコーティングされたように滑らか。
漆を想わせる黒さがとても美しいですが、溶岩ガラスなのでとても軽く。
見た目に反した軽やかさも魅力かもしれません。
Rainbow Obsidian(黒曜石)
29x21x6mm
23cts./4.6g
メキシコ産
火山流が冷えてガラスになったものが鉱物化したのが黒曜石(オブシディアン)です。石器時代から矢じりやナイフなど、破片が鋭利な形を示すので、物を切る道具として使われて来ました。。ガラス質なので、黒いですがガラス光沢を持ちます。
石器時代から使用されていたことからわかるように、人類との関係がとても深い鉱物でもあります。オブシディアンの名前の由来は発見者のObsisから来ています。オブシディアンの鏡は水晶玉のように、霊能者のキーアイテムだったりします。未来を予言する力があると言われています。
オブシディアンの名前は発見者から来ていますが、接頭語の「オブシ」”Obs”は、Obsession「妄想」やObstacle「障害」など、あまりいい意味を持ちません。真っ黒いこの石にどちらかというとネガティブな印象を与える言葉が付いているのも、とても偶然とは思えませんね。この石が有史以前から殺傷ツールに使われていた歴史を考えると、やはり人類の血生臭い記憶と切り離せないものがあるのかもしれません。
古代から人類と深く関わりのあるオブシディアンは、私たちに様々なことを教えてくれます。狩猟などのツールとして使われた黒曜石の歴史は人類の血の歴史でもあり、それはカルマ(業)のようなきれいごとでない真実かもしれません。また黒曜石は火山活動によって生成された鉱物でもあり、世界的に火山活動が活発化している現在、大地とのチャネリングにも適していると思います。
オブシディアンや溶岩など、火山流から生まれた鉱物は個人を超えた人類の集合的無意識にアクセスする力があるようで、火山活動が盛んになると歴史が大きく動くのは、人類の意識の通底にあるものと地球の活動がシンクロするのかもしれません。また地球の活動は太陽や太陽系の活動の影響も受けています。各惑星の運行も活発な様相を呈しています。オブシディアンの幾重にも連なるレインボーの輪は、まるで太陽系の天体の軌道のようにも見えるかもしれません。オブシディアンの産地のメキシコは日本と同じくリング・オブ・ファイヤーと呼ばれる環太平洋造山帯に属しています。また、火山活動が盛んなエリアでオブシディアンは産出されます。人類の初期に原始的なツールとして現れたオブシディアン。火山活動は私たちの意識を原初の時代へと連れ戻す力があるのかもしれません。
販売価格 |
SOLD OUT |
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型番 | OBS0329LS |