アンシンメトリーなファンシーカットのクリソコラ
透明度や硬度を高めるクォーツ(石英)が入っています。
クォーツなのか、シリカなのか。
はたまたアゲートだったり、様々に呼ばれています。
クリソコラオンリーだと不透明で重い石になります。
銅鉱床から産出されるので銅のように鈍く重いのですね
色はきれいですけれども
でもクォーツが入っていると透明度が生まれ、色鮮やかになります。
ジェムシリカになると輝きも生まれます。
こちらもとっても鮮やかな蛍光色のブルーに変化したクリソコラ・クォーツ
モザイクかかった貼り絵のような軽やかさがあり、五月の鯉のぼりのような魚の鱗感があります。
去年の今頃もクリソコラ・クォーツを出しています。
毎年同じ時期に同じ石が気になるのは、やはりその石がその季節と引き合っているからでしょうか?
緑が色づく頃に欲しくなる石です。
Chrysocolla Quartz(珪孔雀石)
27x20x08mm
32.7cts/6.5g
インド(製造国)
クリソコラは銅鉱床にマラカイトなどの他の鉱物を伴って産出される混合鉱物です。硬度が低いため、ターコイズのような強化処理が施されますが、クォーツが入ったものはその必要がないため、品質のグレードがアップします。特に宝石質の美しさを持つものはジェムシリカと呼ばれ高く評価されています。
クリソコラの名前の由来は、ギリシャ語で「金を繋ぐ石」という意味です。その名の通り、繁栄、幸運、仕事の成功を象徴する石とも言われます。これまでターコイズが担っていた役割の一部が、クリソコラに移って来ているとも言われています。
初夏は緑色がとりわけ美しく見える季節かもしれません。木々に葉が生い茂り、海は温かさを持ち始め、生命の息吹が大きく地上を覆うのを感じます。生き物たちのエネルギーが徐々に高まり、一年で最も過ごしやすい季節かもしれません。鮮やかで透明感が増したクリソコラ・クォーツはこの季節に呼応するかのように清々しく、エメラルドグリーンのような輝きを見せます。五月病と言われてしまう時期ですが、本来は植物や生き物たちが大きく成長する時期で、希望に溢れた季節のはず。自然界が生命力を増し、エネルギッシュになっていくこの時期はむしろ日々の煩わしさを少し受け流して、自然や生き物たちの活発なエネルギーに気持ちを向けた方が、明日への英気を養うことができるかもしれません。
販売価格 |
SOLD OUT |
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型番 | CHR0436LS |