艶のあるバリサイト
色の濃淡が表れているため、グリーンのコントラストがより鮮明に見えます。
若草色のバリサイトですが、母岩の島部分が濃く、まるで緑色の海に浮かぶ島のよう。
艶やかさに引かれて購入致しました。
多種多様なグリーンを持つバリサイトですが、その穏やかな性質は一目でバリサイトと分かる性質があります。
若草色、若竹色のような初々しい緑の中に浮かぶベージュ色の母岩
澄んだ水の色を思い起こさせる安らぎと潤いに満ちた石は、いつでも心惹かれるものがあります。
滑らかに研磨されカットされています。
Variscite(バリッシャー石)
29x17x5mm
18cts./3.6g
インド(製造国)
ターコイズに似ていることから「アフリカン・グリーンターコイズ」や「ユタ・ターコイズ」などターコイズの代わりに用いられることもあるバリサイト。名前はドイツのフォクランド地方で初めて発見されたため、その土地の古名Varicianに由来します。カルセドニーなど他の鉱物と混合して産出されることがあります。サンダーエッグのようなノジュール(塊)状で産出されることもあります。
富と幸運をもたらすといわれ、内分泌系や神経系に作用し、持ち主を活発にさせる力があると言われています。絶望を希望に変え、弱っている人に勇気や励ましを与えます。
クリソプレーズのようなアップルグリーンから翡翠のような落ち着いたグリーンまで、バラエティに富んでいるバリサイトのグリーンカラー。同じ石とは思えないほど色も混じり合うインクルージョンも様々なタイプがあり、どれも見ていて飽きません。ターコイズと並べられることの多いバリサイトは混入物との混じり具合がターコイズによく似ています。落ち着いたグリーンはどこかヴィンテージのようなグレイッシュなトーン。石の雰囲気がターコイズとよく似ているかもしれませんね。若草色の平和なグリーンは自然の緑のように持ち主を支えながら癒してくれるのかもしれません。グリーンはハートチャクラに対応する色なので、ペンダントに最適です。バリサイトのペンダントはとてもパワフルに石の性質が発揮されるでしょう。
上品なカラーリングながら、ワイルドさも併せ持つバリサイト。ターコイズほどハードなイメージにならないのでどんなシーンでも違和感がありません。翡翠のような色は心をなだめ、落ち着きを取り戻させる力があるように思います。畳や竹のような色は藍色と同様、日本人が古来から愛でて来た色です。アーミーカラーでもありますが、この色には思慮深さ促し、人が最も自然体でいられる色のような気がします。