アメジストのポリッシュポイント
藤色のアメジストのマイルドな輝きがとってもきれい
癒されます。
産地はバイーア州
こちらは
ブログにも書いたアメジストのアイスクリスタルが
バイーアとセアラ州から産出されており
レムリアン・ルーツクォーツもバイーア産
今バイーアからメッセージ性のあるクリスタルが発見されています。
同じバイーアのシェブロンアメジストの白い結晶のようにも見える
白いインクルージョンが結晶の形で入っているのがユニークで惹かれました。
こちらはフューチャータイムリンクもあるダウの形のクリスタル
そのように整形されたのではないかと思います。
底面も周縁が磨かれ、きれいに角を取ってあります。
(角度によって歪んで見えるのは光の反射面の錯覚です)
研磨は完璧にされていますが、石の内部のクラックなどが表面に表れている箇所があります。
虹も見えます。
ミナスジェライス州から鉱物が枯渇し始め、産地が北上しています。
ミナスの北にあるバイーアでフレッシュなクリスタルが
まるで次の時代に合わせてお目見えしているようです。
Amethyst (紫水晶)
76x41x36mm
163g
Bahia, Brazil
鉱物の形成の過程で水晶が紫色になったものが紫水晶=アメジストです。この紫は天然の放射線の影響だということが近年発見されました。アメジストは水晶系の中でも複雑な構造を持つため、結晶の割れやクラックなどが目立つものが多いですが、それがまた本物のアメジストの証拠でもあります。パープルの色が濃いほど貴重で、熱処理をすると黄色になりアメトリンやシトリンと称して流通していたりします。
古代より多くの宗教で紫は高貴な色として見なされていたため、アメジストも同様に高貴な人々に愛されて来ました。世界各地で産出されますが、良質なものが採れる南米やナミビア産が有名です。
毎年のようにいろんなタイプのアメジストが市場に入って来るようになり、とても刺激的です。私自身がアメジストに強く惹かれ出したのもありますが、メッセージ性の高い鉱物だなと思います。自然放射線の影響で紫色に色づくわけですが、地殻変動によってなぜ放射線が生まれるのか、その時どのような活動や星からの影響があったのか。そう考えるとアメジストは元々スピリチュアリティが高いクリスタルなのかもしれません。
自然放射線の影響はスモーキークォーツやシトリンにもみられます。やはりスモーキークォーツも特別な石だと思います。アメジストの場合はいろんな結晶になるので、メタフィジ的なサジェスチョンも多いのかもしれません。
ポリッシュは原石の表面を研磨してしまう代わりに、内部が露わになります。石の内部の世界、そして石自体が持っている輝き=光を見るのがポリッシュの醍醐味。その点で、よりスピリチュアルな感性が求められるなあと思います。ヒーリング用に手触りよく研磨されているだけではなく、石とのよりスピリチュアルな繋がりに特化していると、原石好き母岩好きの私は思います。