どこか懐かしさを誘うハニーカラーのシトリンポイント。
ザンビア産です。
ザンビアやコンゴは、大きなダイヤ型のウィンドウを持つタイムリンクのシトリンの名産地。
大地溝帯の西側にあるこの地域は緑地帯の中央アフリカに位置します。
隣国のタンザニアのモンドクォーツ以外は、アフリカであまり目立った水晶の産地を知らないのですが、シトリンやアメジストの産地は多いように思います。
こちらは赤味がかった蜂蜜色のザンビアシトリン。
すっと真っ直ぐ伸びた柱のようなきれいな出で立ち。
メインファセットも七角形のベース型できれいです。
変形ダウのようなチャネリングクリスタル。
アップ画像で大きな陥没があるようにみえますが、少し表面が剥げているだけで、深い陥没ではありません。
表面がスモーキーで内側と質感が異なり、深く見えてしまうようです。
表面は白く錆のかかったような趣で、ビンテージ感があり、強い光は内側にあります。
ホワイトクォーツにもありましたが、ザンビア産の特徴なのでしょうか。
小ぶりですがとても見目麗しいシングルポイント。
貴重なザンビア産です。
CITRINE(黄水晶)
77x20x13mm
27g
Zambia
石英の中で黄色い水晶のシトリン(黄水晶)は、黄色い柑橘類のシトロンから来ています。天然のシトリンはとても少ないため、放射線処理されるものが一般的です。熱処理がされていなシトリンはブラウンカラーに近く、自然なシトリンは稀で貴重です。
古来より強力な金運をもたらす石として信じられ、商売繁盛や富を運ぶ「幸運の石」として重宝されている鉱物です。神経をリラックスさせ、ストレスから解放する力があると言われています。
アフリカの暑い日差しを浴びたようなザンビアシトリン。シトリンはいかにも太陽の国アフリカらしい石だと思います。大地溝帯エリアの石はメタフィジカルなサインを持つものが多いようで、ザンビアシトリンやコンゴシトリンには、モンドクォーツのような大きなウィンドウを持つポータルクォーツがよく見られます。ただの水晶やシトリンではない、メッセージ性のあるクォーツで、このエリアが人類発祥と深い関わりがあることから、いくつか集めてみました。
どことなく蛍光色を含んでいるザンビアシトリン。蛍光色には宇宙的な、啓発するような刺激があります。大きさの割に重く感じられ、引き締まった筋肉質の体のようなたくましさがあります。