昨年から新しく入荷したブルークォーツ。
ブルークォーツという曖昧な名前ですが、成分はデュモルチェライトやブルーアベンチュリン、ソーダライトなどいろいろ言われています。
鑑別に出しても青い石英としか出ないと聞いた覚えがあります。
レムリアンルーツクォーツが出るバイーア産。
産地をチェックすると、デュモルチェライトの産地なので、デュモルチェライトなのかなと思います。
こちらは、キラキラとした雲母が見られるので、ブルークォーツ並びにブルーアベンチュリンとして入荷しました。
産地やデュモルチェライト・イン・クォーツは当店の判断になります。
最近はブルーやグリーンのアベンチュリンにとてもきれいなのが採れるなあと思います。
やっぱり気になる石は原石からチェックしたいStone marbleです。
藍色の岩のような佇まいが落ち着いた和風のよう。
星屑のようにキラキラしています。
Blue Quartz, Dumortierite in Quartz, Blue Aventurine
62x36x18mm
40.4g
Bahia, Brazil
ラピスラズリよりも濃い青と言われるデュモルチェライト。原石はラピスラズリのような青い石ですが、クォーツの中で結晶化したものが大変美しく、宝石のような価値があります。上質な物はブラジルやマダガスカルなど産地が限られています。名前は発見者のフランス人科学者デュモルティエから来ているそうですが、もっとシンプルな名前の人に発見して欲しかったですね。
思慮の石と呼ばれ、知能や思考に関して作用する石と言われています。集中力や記憶力など、思考や知能を必要とする力に働きかけます。
思慮の石と呼ばれるデュモルチェライトがクォーツの中にあると、「内面に誘いかける石」という印象があります。クォーツの中できらめくデュモルチェライトを注意深く覗き込むように、自分の内面や心の奥に意識や気持ちを引き連れて行くのかもしれません。その力はデュモルチェライト単独よりも、覗きこまないと見ることが出来ないデュモルチェライトインクォーツの方が更に強い力を持っているように思います。この石が私たちを魅了してやまないのも、内面へと誘う力が並はずれて強いのでしょう。