パイライトの性質にふさわしい、まるで太陽のようなパイライト・サン。
石はやっぱりその性質にふさわしい形で結晶するのかなあと思います。
ゴールドはこのような形に生まれないので、パイライトの方が太陽に近い性質を持っているのかなと思ったり。
ゴールドの方が実用的で、パイライトの方がスピリチュアルな役目があるのかもしれません。
太陽の形に近い物を一つだけ選んで来ました。
なんだが警視総監のバッジにも見えますが(笑)
輝きも形も美しく、行動力や自己肯定感を強めるシンボルなのだと思います。
産地はアメリカ。
パイライト・サンはこの産地でしか生まれないらしいです。
アメリカ的な自己肯定感、自己実現自己表現など獅子座的なキーワードが浮かびますが、転じて水瓶座的な連帯や連携が各種のムーブメントや市民運動になっている気がします。
水瓶座時代に不可欠なのは、獅子座的なキーワードなのではないかと思います。
個の確立がなければ、連携や連帯は依存になってしまいます。
Pyrite(黄鉄鉱)
74x70x8mm
53g
Sparta, Randolph Co., Illinois, USA
パイライト(黄鉄鉱)は鉄と硫黄からなる硫化鉱物の一種で、六面体、八面体などの立方体に結晶しやすく、粒状や塊となって集合体をなすことが多い鉱物です。パイライトの「パイ」はギリシャ語で火を意味し、「きつく握りしめると火傷をする」と古代ギリシャの書物には書かれているようです。
強い保護力で持つ人を危険から護り、意識を高める働きがあると言われています。キュービック・パイライトの主な産地はスペインで単一の立方体のみの結晶や、大きさの違う立方体が複数重なったマルチプルキュービック・パイライトも発掘されます。金と間違えられることから古来より「愚者の金」と呼ばれるそうです。
地中海の石灰岩のような母岩がよりこの地域の古代から続く文明のロマンを感じさせます。ローマやギリシャなどの遺跡からも発見されており、古代より他の金属と共に文明を支える鉱物の一つであったようです。磁鉄鉱や赤鉄鉱がなければその代わりに黄鉄鉱が鉄の鉱石の主役になっていた可能性もあるそうです。
鉄には文明や産業を支えるようなスケール大きな創造性を形にさせる底力や現実的な思考によってアイディアや物事を形にさせる、具現化させる働きかけをするように思います。
パイライトの素晴らしさは、持ち主に太陽やゴールドのような自己肯定感や強い自信を与えてくれることです。その人の持っている内側の輝きをより一層強くさせ、明るく前向きな気持ちにさせてくれます。私がパイライトが大好きなのは、ゴールドほど野性的でなく控え目で知的な感じがするからかもしれません。ゴールドのような生命力溢れたプライドは、時に子供っぽさや幼稚さを招きますが、パイライトのいぶし銀のような落ち着いた輝きは、積み重ねて来た確かな経験や知識に対する自信、大人の自信と言った感じがします。
太陽を司る獅子座がゴールドならば、真裏にある水瓶座の輝きがパイライト、と言った感じでしょうか。太陽の星座の反対側にある水瓶座は、もっとも太陽の恩恵が少ない星座と言われています。金のようで金でないパイライトは、そんな水瓶座の佇まいを象徴しているような気がします。
水瓶座時代が始まった今、パイライトは新しい時代の太陽となってくれるでしょう。
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型番 | PYR0545SP |