クリアな輝きは水晶のようなのに、水晶のような硬質さはなく
剥がれ落ちた皮膚のような儚さと薄さを感じさせるクリアアポフィライト
そのため水晶のような構築された建築物のような骨組みや世界観は感じさせませんが、破片が降り積もって積み重なったような蓄積を感じさせます。
ダイヤ面がとても多くて、そういう意味では女性的かもしれません。
照り照りの艶やダイヤ面は、ダンビュライトにも似た感じがあります。
フローライトとの関連も指摘されています。
こちらはジオードのように結晶した群れの中に、一つだけ真ん中に抱かれるように成長した大きな結晶が珍しく、惹かれました。
下の方にはブルーカルセドニーの玉髄の結晶がキラキラと光ってて、こちらもとても素敵です。
底面の母岩や側面はカットされています。
Apophyllite(魚眼石)
62x45x40mm
92g
Jalgaon, Maharashtra, India
魚眼石とも呼ばれるアポフィライト。魚の目のように白く光っていることから付いたのだとか。ゼオライトのような沸石類と一緒に産出されます。ギリシャ名の"Apophylite"は加熱すると葉っぱのように割れることから命名されました。
古来より「霊力を授ける石」として崇められ、修行や儀式によく使われたそうです。精神的な自由や直感力洞察力を高め、大きな目標に向かって進む勇気を与えてくれると言われています。
肉体的には頭部や目の疲労に働きかけると言われています。
アポフィライトはJ・ダウ女史によりますと、フローライトの一員で、クリソコラがジェムシリカに進化したように、スピリチュアル的にその上位版に当たるのだとか。アポフィライトの多様さもあって、その難しさはこの石がスピリチュアル的に進化した形態の鉱物だからなのでしょうか。近年アポフィライトがたくさん発見されているのも、今の時代に合わせて何かを教えるようにやって来ている感じがするのですが、そのメッセージはまだ解読するには難しそうです。
アポフィライトは魂レベルの癒しを与え、惑星レベルで次のステップへ進化させるとあります。フローライトが精神体の「知」の癒しを与え、その知がコンピューターのように幾何学的で現実的なものであるのに対し、アポフィライトは、現実を超えた魂レベルの「知」を象徴するのだとか。やはりフローライトの進化した形態ということで、難解さが伴います。これはもう私たちの肉体や感覚を超越した世界の「知」の癒しなので、感覚的に理解するのはもう少し時代が進み、次元の開放が進むまで待つことになるかもしれません。
アポフィライトの古くからの言い伝えでも、メンタル面での解放感やスケールの大きさを感じます。肉体に縛られた現実から、スピリチュアル的な広い視野を与えるため、その効果を自覚する時は、物事が動いた「結果」から判断することになりそうです。
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型番 | APO0374SP |