カルセドニーのジオードにフローライトの成分が混入したフローライト・カルセドニー・ジオード。
スピリットフラワー・ジオードと呼ばれています。
今年出た新種の鉱物のようです。
メキシコ産。
鮮やかなフローライトのパープルと、カルセドニーのモコモコした結晶によって生まれた奇跡のように美しい鉱物。
このフローライトは蛍光するのだそうです。
カルセドニーは単体だと無色透明で地味だったりするのですが、こんなに色鮮やかな紫色と一緒になると、とっても華やかですね。
あったらいいな、と思うような鉱物が見事に生まれたよう。
一つ一つ選んで入荷しています。
数に限りがありますので、お気に入りを見つけてください❤
こちらはクォーツのドゥルージーのキラキラが眩しいくらいです。
Fluorite Chalcedony Geode fluoresces, Spirit Flower Geode
54x28x28mm
25g
San Benito, Chihuahua, Mexico
カルセドニーはアゲートと成分も成り立ちもほとんど一緒で、違いはその見た目で区別されます。アゲートは縞模様が特徴ですが、カルセドニーは模様のないアゲートのようなもの。見た目がまったく違うのにほぼ同じ石と言われるのは不思議な感じがしますが、カルセドニーの内部にある縞模様の結晶を見るとアゲートと同じ種類だというのも納得です。半透明で柔らかい輝きを持ち、岩石や溶岩の空洞内に生成します。石英が集まったことによって生まれた鉱物の変種で、名前の由来はギリシャの町カルセドンから産出することからカルセドニーと呼ばれるようになったそうです。
和名の玉髄という名前は、玉のような結晶が集まった姿が骨髄の内部に似ていることに由来します。
人の気持ちを柔らかくし、平和な心や穏やかさ、寛容さをもたらすと言われています。古くはメンタルの安定を促し、体内に栄養を行き渡らせる力があると言われています。
カルサイトやカルセドニーの印象的な石と今年は出会いが多かった気がします。両者とも同じ鉱物かと思うほどバラエティに富んだ石に変化するカルサイトやカルセドニー。他の石の個性を引き出す触媒のような性質があり、石英ともよく似た役割をしているように思います。
カルサイトやカルセドニーが入ると、石の個性が柔らかくなり癒しの響きを持ち始めます。鋭角的な個性を持つフローライトもカルセドニーと混ざるとこんなにも柔和な表情を見せ始めます。
まるで紫のバラが咲いたようなスピリットフラワー・ジオード。一方でフローライトのすみれ色と球状の結晶のカルセドニーが合わさると、コズミックな銀河のようなイメージも浮かび、マクロからミクロまでイメージ豊かな魅力あふれる鉱物です。
今メキシコはベラクルスアメジストなど、紫色が素晴らしい水晶や鉱物が採れていて、女性的でやさしさに満ちた女神のように美しく、神秘的な力を感じます。
販売価格 |
SOLD OUT |
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型番 | CaL216SP |