アースブラウンなクリアなアゲート。
全体に色味が付いてますが、透かすと大部分が半透明で、実はクリアなアゲートなのです。
美的なタイプのルースではないので出品予定はなかったのですが、傷などもなくきれいに研磨されているので、ヒーリングストーンとして明るい色のアゲートもいいのではと思いました。
インクルージョンが緑色だとモスアゲートになったと思います。
モスアゲートの明るいバージョンですね。
AGATE(メノウ)
41x24x06mm
45cts./9.1g
インド(製造国)
アゲートはカルセドニーと兄弟のような鉱物で、岩石や砂礫の間の沈殿物から形成されます。フォッシル・シェルのような貝化石は貝の成分が他の成分と融合してアゲートを形成するように、アゲートは微生物などの媒介や他の成分の置換によって結晶化された鉱物でもあります。アゲートの強い守護力はさまざまな要素の融合や協力によって生まれて形成される鉱物だからからかもしれません。
アゲートには渦状のデザインをしたものが多く、一つ目のように見えるものもあり、田んぼのカラス除けじゃないですが、古来から一つ目は邪気を祓う力があるとみなされています。エジプトのナザール・ボンジュウというアクセサリーが有名です。護符として愛され、また富や健康をもたらすと言う言い伝えがあるのは、アゲートに周囲の悪い気を封じ込める力があるのかもしれません。
アゲート自体は半透明なのでそんなに強度があるように見えませんが、実は硬度が7もあるとても固い石なのです。この硬さを利用して西洋では古代よりさまざまな彫刻品や装飾具に利用されて来ました。
私の直感ですが、明るい色をしたアゲートには、危険や危機を知らせる力があるのではないかと思います。非常に明るいエネルギーをした石ですが、その明るさに翳りが見えた時、何かしらの危険やよくないことが近づいている、持ち主に事前に察知させてくれる力があるような気がします。青系の石が持つ内面で閃く直感と違い、明るい暖色系の石が与えてくれる直感は、危機探知能力のような動物的直感です。信号の赤や黄色みたいなものかもしれません。