パキスタン産のスモーキーカテドラル。
ブラックトルマリンの結晶クラスター付きです。
ヒマラヤ水晶のようなカテドラルに大きなタイムリンクやウィンドウが入った特別なクォーツ。
透明度も高く照りがあり、バーコードのようなレッジにセルフヒールドされた柱面。
何かこちらに伝えようとしているような、神秘的なポイントです。
中には虹も見え、結晶の反射が輝かしい。
トルマリンのクラスターも立派に結晶化されていて、ハイクオリティな一品です。
柱面のバーコードの入り方も少し個性的で、脊髄のようなギザギザのマークが入っています。
柱面の真ん中にある中心のレッジは、まさに背骨。
軸を意味するセンタリングを象徴しています。
水晶や鉱物の産地として有名なパキスタンのスカルドゥ。
ロンドゥクォーツの産地はスカルドゥと同じ山並みにあり、50km程しか離れていません。
こちらのスモーキークォーツはロンドゥクォーツと同時に入荷し、後から調べてみると産地も近くて驚きました。
採掘された時期も近いと思います。
ポイントの剣先の形がロンドゥクォーツとよく似ているかなと思います。
ファセットと柱面がなだらかに形成されています。
Smoky Quartz
66x37x36mm
72g
Skardu, Pakistan
2021年春にパキスタンのギルギット・バルチスタン州のRoundu地区で発見されたロンドゥクォーツ。ヒマラヤ山脈の西端のラダック地方で産出された新種の水晶です。スモーキークォーツの産地のスカルドゥはそこから北に50kmほど登った同じ山並みにあり、水晶の性質もロンドゥクォーツとよく似た部分があります。
この地域は褶曲と言って大陸の衝突により地層がシワのように折り重なって出来ています。ロンドゥクォーツやスカルドゥのスモーキークォーツも、古い地層からの産出も考えられます。
カテドラルクォーツは「宇宙のコンピューター」と言われていますが、意識体のような独特の存在感と知性を感じさせます。スモーキークォーツやアメジストは放射線の影響もあるので、さらにエネルギーが追加された感じです。
パキスタン北部のスカルドゥはヒマラヤ山脈地帯の西側で、大陸との衝突により激しい歪みが生じたエリア。またお隣のバングラデシュの独立は2021年の最大のニュースでもありました。
ロンドゥクォーツもこちらのスモーキークォーツも、スモーキーの中に淡いアメジストを含んでいるのがとても印象的です。アメジストは頭頂のチャクラ、スモーキーは大地のチャクラと呼ばれる足裏を司り、スモーキーとアメジストの組み合わせは体の一番下と上をカバーしていることになります。上と下の極を象徴し、グラウンディングやセンタリングによいかもしれません。