まるでオパール化したかのようなホワイトアメジスト。
オレンジ色のシラーが出たり、輝きもオパールっぽいのです。
一体どのような作用でこのような輝きになったのかわかりませんが、普通の白いクォーツではこのようにならないと思います。
成り立ちは違いますが、オパールも珪素から成るので、水晶と近い部分があるのですね。
ホワイトアメジストの生成過程が、水晶をオパールのようにしたのかもしれません。
ファセットに段差があったり、イシス面も入っています。
今年のニューカマー、ブラジルのホワイトアメジスト。
地中の熱照射でいったんアメジストになったあと、さらに色が抜けていますので、激しい地殻変動に晒されるため、小さなものが多いかなと思います。
よく見ると、柱面がザクザクしています。
きれいな柱面がないんですね。
これはアメジストによくある形です。
通常の水晶よりも高温で熱せられて、柱面のないβクォーツの形になったり
あったとしてもでこぼこした隆起や再成長が起こって、平らな柱面がほとんど見られない。
でもファセットはしっかりある。
元はアメジストだったのがよくわかります。
White Amethyst
64x30x25mm
54g
Ametista do Sul, Rio Grande do sul, Brazil
ブラジルのアメジストの名産地リオグランデ・ド・スール州。最近はアメジストだけでなく熱照射でグリーンに変化するプラシオライトも発掘されています。
ホワイトアメジストは紫色のアメジストが地殻変動などの地熱によって色が抜け、クォーツのような輝きに変化したもの。紫色は頭頂部のチャクラで、アメジストの場所ですが、ホワイトアメジストはさらにその上の霊体にあるチャクラに対応すると思います。なので覚醒や変容などの意味を持ちます。
ブラジルの東側には自然放射線がとても高い地域があり、日本の6倍以上なのだとか。南米は元々そういうエリアで、地殻ではさらに高い放射線が水晶たちをとてもカラフルにしているのかもしれません。プラシオライトもバイーアやミナス、リオグランデドスールなど各地で採れるのは、自然放射線の高さもあるのでしょう。
コロナ禍に入ってからスターブラリーが大量に発掘され、その流れでホワイトアメジストが出てきたのかなと思います。石の登場と同じ流れで入手するとよりわかりやすいと思います。
スターブラリーはどちらかというとソウルグループを意識させる気がします。もしかしたらホワイトアメジストでより具体的に、詳細になって行くのかもしれません。
スターブラリーは様々な流星のグリフとともに空からやって来た感があるのですが、ホワイトアメジストは、地上に星がある感じがします。アメジストの紫を人の感情や肉体とするなら、肉体が抜けたクォーツ(魂)、解脱のようなイメージかもしれません。