表面が皺のように再成長したシトリン・エレスチャル
ポイント形成だけでなく、表面に変化が起きているんですね。
欠片のような形をしていますが、両端にファセットが見られます。
柱面の蝕像(エッチド)が素晴らしく、土色のリモナイトの付着もゴージャスです。
複雑な構造を持つエレスチャルで、反対側が見えるほどの透明度は珍しいかもしれません。
ファセットには勢いのあるレコードキーパーやトライゴーニック。
石の再結晶の結果でしょうか。透明度があり柱面やファセットの再成長を見ていると、この石にまた何かが起きたんだろうなと思われます。
この再変化がエレスチャルの面白い所、そしてメタフィジックな所ですね。
ファセットにも印がバンバン出ますし、柱面なのに再結晶が起きているのですから。
当店のシトリンはブラジルの確かな業者さんから仕入れてますので、天然のシトリンです。
今更ですが(^^;
つゆだくな輝きにうっとりします。
太陽神経叢のチャクラのカラーであるシトリンですが、とても透明度が高いため、ボディよりもメンタルに働きかける力が強い気がします。
シトリンの守護力だけでなく、癒しの響きも感じさせます。
Citrine, Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
98x45x30mm
161g
Araçuaí, Minas Gerais.Brazil
シトリンは自然の放射線を受けて色変化を起こしていると言われています。ブラウンやイエローカラーのシトリンは、現世利益やグラウンディングに適したクォーツ。同じ原理で紫色になったアメジストが霊感や愛の石なのと対照的で、現実的、肉体的レベルで発揮されると思います。
眩しいゴールドでもなく、暗いブラウンでもない、真鍮のような色合いと輝き。ゴールドとブラウンの両方のよい要素が現れているのが、シトリンだと思うのです。
思考面でもシトリンはよい影響を与えると思います。直感やフィーリングのような感情を白や紫の他のクォーツが司るのに対し、シトリンのブラウンは現実的な思考力を支えるでしょう。
エレスチャルは水晶が再変化したもの。熱水の浸食や自然放射線の影響などにより、水晶がまた再結晶を促されています。レコードキーパーやトライゴーニックのような印もよく現れますし、水晶が目覚めた、起き上がったような感覚があるのがエレスチャルクォーツ。骸骨水晶とも呼ばれる石のことです。シトリンやスモーキークォーツなど色付きの石に多いのは、やはり自然放射線のせいでしょうか。