今年のニューカマー、ブラジルのホワイトアメジスト。
地中の熱照射でいったんアメジストになったあと、さらに色が抜けていますので、激しい地殻変動に晒されるため、小さなものが多いかなと思います。
よく見ると、柱面がザクザクしています。
きれいな柱面がないんですね。
これはアメジストによくある形です。
通常の水晶よりも高温で熱せられて、柱面のないβクォーツの形になったり
あったとしてもでこぼこした隆起や再成長が起こって、平らな柱面がほとんど見られない。
でもファセットはしっかりある。
元はアメジストだったのがよくわかります。
クォーツのようですが、クォーツ(水晶)よりも乾いています。
どちらかというと作用といい脳への刺激の強さといい、フェナカイトに近い印象です。
喉から上のチャクラに作用します。
今回の入荷は二本。虹の入っているものを選んで来ました。
「焼く」というイメージが強いホワイトアメジスト。
私はカルマ焼きと呼んでいますが、カルマなど背負っているものを焼いて行くイメージです。
White Amethyst
57x17x14mm
13g
Ametista do Sul, Rio Grande do sul, Brazil
ブラジルのアメジストの名産地リオグランデ・ド・スール州。最近はアメジストだけでなく熱照射でグリーンに変化するプラシオライトも発掘されています。
ホワイトアメジストは紫色のアメジストが地殻変動などの地熱によって色が抜け、クォーツのような輝きに変化したもの。紫色は頭頂部のチャクラで、アメジストの場所ですが、ホワイトアメジストはさらにその上の霊体にあるチャクラに対応すると思います。なので覚醒や変容などの意味を持ちます。
ブラジルの東側には自然放射線がとても高い地域があり、日本の6倍以上なのだとか。南米は元々そういうエリアで、地殻ではさらに高い放射線が水晶たちをとてもカラフルにしているのかもしれません。プラシオライトもバイーアやミナス、リオグランデドスールなど各地で採れるのは、自然放射線の高さもあるのでしょう。
コロナ禍に入ってからスターブラリーが大量に発掘され、その流れでホワイトアメジストが出てきたのかなと思います。石の登場と同じ流れで入手するとよりわかりやすいと思います。
スターブラリーはどちらかというとソウルグループを意識させる気がします。もしかしたらホワイトアメジストでより具体的に、詳細になって行くのかもしれません。
スターブラリーは様々な流星のグリフとともに空からやって来た感があるのですが、ホワイトアメジストは、地上に星がある感じがします。アメジストの紫を人の感情や肉体とするなら、肉体が抜けたクォーツ(魂)、解脱のようなイメージかもしれません。