ブラジルのミナスジェライス州コリントにあるゼカジソウザ鉱山の水晶。
久しぶりに出会えたスターブラリーのクラスター
鉱山の採掘が休業中で、手に入りにくくなっている中出会えた逸品です。
回転するように放射状の伸びたクラスター
とてもエネルギッシュです。
回転しているクラスターは、エンジンのようにエネルギッシュですが
スターブラリーのクラスターではあまり見たことがなかったので、珍しいかもしれません。
きれいな虹も出て、長方形のように大きなタイムリンクもあり
クローライトも入っているのがポイント高し
ですが、何といっても回転軸のようなクラスターの立体が素晴らしいです。
二か所ファセット裏面に欠けが見られます。
裏面なので、あまり気にならないと思います。
情報が詰まっているのか?大きさに対して重めに感じるのがスターブラリー。
ゼカジソウザは、スターシード/スターブラリーの水晶を産出することでも有名で、2016年に発見された後ずっと産出されなかったのですが、2019年に新しくまた発掘されました。
海外ではスターシード/スターブラリー・クォーツとして以前より流通していますが、最近ではスターブラリー(クォーツ)として定着して来たようです。
根元まで透明感があり、潤いも照りも強く、まるでジュエリーのような完成度。
圧倒的な存在感と重量感があり、見た目よりも重いと思います。
スターブラリーの場合は、表面の干渉はすべて辞書のような記号になります。
強い輝きによって、それらの記号が強く脳に刺激する感じです。
Clear Quartz Crystal, Starseed/Starbrary Quartz(水晶)
63x45x38mm
42g
Zeca de Souza Mine, Corinto, Minas Gerais, Brazil
スターシード/スターブラリーと呼ばれるクリスタルは、柱面に様々な模様(グリフ)を持ち、宇宙の記憶を持つと言われています。グリフが柱面の一面置きに表れるのが特徴で、グリフと条線の面が交互になっています。大体柱面の正面は条線、左右にグリフ面が現れ、背面がグリフの場合が多いです。グリフは柱面の上部や辺に集中します。
スターシードはレムリアンシードのように「星の(記憶を持っている)種」という意味だと思いますが、スピリチュアルの世界では「他の惑星から来た魂」として広く使われているため、「星の図書館」を意味するスターブラリーを伴うことが多いです。
産地は、ミナスジェライス州のコリント、ゼカジソウザ、シポ産が有名です。稀にトマスゴンサガ産にも見られます。ゼコジソウザもコリントにある鉱山ですが、透明度の高い水晶を産出する産地としてコリント水晶とは区別されているようです。
ゼカジソウザは2016年にも発掘されたのですが、その後ずっと産出されませんでした。そのため幻の鉱山と呼ばれていましたが、2019年にまた新鉱山が開いたようです。
スターブラリー・クォーツは、宇宙の記憶を持ったクォーツです。レムリアンシードが地球上に起きた超古代文明の記憶を持つと言われているのに対し、スターブラリーはそれ以前の宇宙からやって来たソウル(魂)の記憶を宿していると言われています。入植前の情報や記憶なので、もう一つ上のステージになります。柱面にグリフが一面おきに交互に現れるのが特徴で、星やソウルが飛来しているような干渉やシンボルが私たちの潜在意識を刺激し、過去に関する様々なイメージを呼び起こして行きます。
グリフには様々な惑星の名前が付いているようですが、それよりもグリフが水晶の強い光や響きによって浮かび上がる時、私たちの潜在意識に強く訴えかけて来ます。潜在意識は図形や記号、ラインの世界ですので、水晶に現れる様々な模様は、私たちの潜在意識をとても刺激し活性化させます。
スターブラリー・クォーツは、過去生へのアクセスへと誘ってくれます。スターブラリー・クォーツで過去生の気づきや出会い、ホワイト・アメジストでカルマ焼き、シリウス・アメジストで魂の再成長と、コロナ禍の非日常で登場した一連の石と私たちの魂の旅とは関係があります。
コロナ禍が収束し始めると、鉱山の稼働もストップし、流通が減ったスターブラリー。定期的に現れたり消えたりする石で、「幻の水晶」とも言われていました。この5年間がボーナスだったんでしょうか。つくづく不思議な石だと思います。