デンドライト・オパール 湖畔の雪 33mm/ ルース・カボション


どこか遠くの風景を見ているような
ロマンチックなデンドライトオパールが入荷しました。

半透明のクリアなタイプですが左側のデンドライトが生えている根本は
白く石化しています。
裏側を見るとよくわかりますが、裏面も表の風景の続きを見ているような
絵画的なデザイン。

白いオパールの中に少し黄色く色づいているせいで
まるで黄昏時の光景を見ているよう。

中央の遠景の森の風景まで
まるで雪原や湖が広がっているように見えます。

どこか浮世絵や日本画のような技法で風景を切り取ったような
完成度の高い絵画を見ているようです。

光源によって少し青っぽく見えますが
青い部分はグレーに近い色合いです。

きれいにカットされ研磨されています。
デンドライトオパールはカットのクオリティが安定しています。



鉱物名____Dendrite Opal/Merilinite

サイズ____33X17X04mm

重さ_____15cts./3g

石の処理___天然無加工

原産地____アフリカ



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デントライトは鉱物の亀裂に混入したマンガンが浸透し、樹枝状に結晶したものです。結晶化したマンガンが植物や樹木もそのものに見るのは、自然の奇跡と言わざるをえません。鉱物自体はオパールなので、石の作用はオパールに属しますが、オパールの中にも樹木の成分が化石化したものから生成されたものもあるので、デントライト・オパールは古い地球の地層に眠る樹木の成分が形になった可能性もあるかもしれないですね。

オパールといえば遊色効果のあるキラキラした宝石が有名ですが、和名は「蛋白石」といって、もともと卵の白身の様に白いことから名づけられたそうです。デントライト・オパールはまさにその由来通りの真っ白な乳白色をしています。




オパールが幸運を運ぶと信じられていたのは、恵みや豊饒をもたらす力があるせいかもしれません。植物や木々をそのまま閉じ込めたようなデンドライト・オパールは、オパールの特質をさらに強めたような石です。真っ白な雪景色のデントライト・オパールは、雪の日に人が温かい気持ちになるような、そんな幸福感を運んでくれます。

デントライトはギリシャ語で樹木を意味するdendronに由来します。デントライトには樹木の記憶が残っていて、樹木や森の意識と繋がりをもたらしてくれる気がします。冬の雪原に生える針葉樹林のようなデンドライトのインクルージョン。白さが美しいロマンチックなデンドライト・オパールですが、寒い雪の中でもたくましく枝を伸ばす木々の打たれ強さや力強さも感じます。



デンドライト・オパール 湖畔の雪 33mm/ ルース・カボション

販売価格 SOLD OUT
型番 DEN1271LS

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