ソノラはアメリカとの国境にあるメキシコのソノラ州
ソノラサンライズという鮮やかなクリソコラとキュープライトの石が産出されます。
デンドライトが入ったブレーやピンクのジャスパーも産出され、ソノラの名前が付いてます。

こちらはピンクのソノラジャスパー
ソノラのデンドライトジャスパーは風景のように見えるランドスケープストーンがあります。

色もきれいですが広い道の先に遠くに山が見える景色のようです。
面白いですね＾＾
裏面も風景に見えるのですよ。

石の由来はソノラですが、こちらの石の原産地が実際にソノラかどうかははっきりしません。
このタイプの石はソノラとして流通しています。

滑らかに研磨されカットされています。





鉱物名＿＿＿＿Sonora Jasper（碧玉）

サイズ＿＿＿＿29×14x3mm

重さ＿＿＿＿＿12.4cts./2.5g

石の処理＿＿＿天然無処理

原産地＿＿＿＿メキシコ















表面がきめ細かく整っている石が多いジャスパー。ソノラ・デンドライトジャスパーも表面はツルツルで陶器のようです。比重も軽く身に着けるのに負担にならないでしょう。

クリソコラやジャスパーなどに産地名のあるメキシコのソノラ州。アメリカとの国境に位置する州です。メキシコは鉱物資源が豊富な国で、琥珀やカンテラオパールなどたくさんの垂涎ものの天然石が採れます。赤や黄色など暖色系のエネルギッシュな石が多く、この地のパワフルな大地の力を連想させるものです。

ピンクやグレーなどパステル色のソノラジャスパーですが、デンドライトによって山や乾いた大地など地上の景色を想起させるような石になっています。




ジャスパーは大地との繋がりが強い石なので、わりとワイルドで力強い石が多いですね。そんなジャスパーにデンドライトが入ると模様を描くようになり、時には風景のように見える石も。地平線のような地上や山並みなど、土の気が強いジャスパーらしい風景を描き出します。いかにもジャスパーらしい光景だと思います。

石の楽しみ方、いろいろありますが、石が描き出すイメージも石のメッセージの一つ。そこに面白さを見出すのも石と通じ合っているような気持ちになりますね。カルシウムや鉄分など身体を持つ私たちを構成している成分も鉱物の成分の一つであり、同じ成分を共有するなら響き合うこともあるのではと思います。