触るとひんやりするアイスラリマー。
グレーっぽい半透明な部分を触ると本当に冷たいんですよ。
しかもこちらは7mm近い厚さのある大きなルース
トップからボトムまで平らに均等にカットされています。
サイドも傾斜を付けずにカットされていますので、とてもアクセ加工しやすいのでは。
研磨のクオリティが高いルースです。
まるで氷砂糖のようにひんやりとして甘さのあるルース。
アイスラリマーは透過する透明感だけでなく青色が映えるのも嬉しいですね。
ラリマーは網目模様だけでなく波しぶきのようなドット柄や花弁まで。
実に様々なデザインのパターンを持っています。
海の様々なエネルギーを表現したような素晴らしいラリマーのデザインの数々。
アイスラリマーは澄んだ海の冷たさをよく表しているように思います。
インクルージョンもなくきれいなルース。
40カラット以上ある大きなカットです。
Larimar, Blue Pectolite
35x20x7mm
42.6cts./8.9g
ドミニカ産
ラリマーは流通名で、鉱物はペクトライトです。ペクトライトの中でもブルー・ペクトライトで尚且つドミニカで産出されるものをラリマーと呼びます。ペクトライトはソーダ珪灰石で、石灰などのソーダ石なんですね。なのでペクトライト自体は世界中で産出されますが、ブルー・ペクトライトは稀で、しかもドミニカ産のブルーペクトライトは1974年に発見されたばかりの真新しい天然石です。
まだその価値が認められてから40年ほどしか経っていないのに、すでに良質なものは流通量が減少し、年々価格が高騰しています。やがてドミニカ産のブルー・アンバーのように、天然石ではなく宝石として扱われるようになるかもしれません。
青い色が濃く、模様がはっきりしているものほど貴重だとされています。
私はラリマーをイルカ石と呼んでいるのですが、ラリマーのエネルギーってイルカのエネルギーとそっくりなんですよね。イルカが放つ周波数は特別なものがあって、たとえば自閉症児の治療やコミュニケーションに活用されていたりします。またドルフィン・スイミングなどイルカとの接触体験は、イルカの放つα波が特別な影響を脳波にもたらすようで、体験後は数日夢見心地な気分になることで有名です。
ラリマーはまさにイルカのそのような幸せエネルギーを内包している石で、生産地のドミニカがあるカリブ海はクジラやイルカの世界的な回遊地でもあります。この地域の楽天的で朗らかなエネルギーがまさにラリマーに充填されているのかもしれません。
アイスラリマーは半透明の部分があるラリマーで、氷のようなホワイトグレーです。アイスラリマーという名前の通り、触るとその部分が少しひんやりしているのがわかります。シャトヤンシーのような輝きを見せ、光にかざすと透過し、ラリマーのブルー&ホワイトのスパイダー状の結晶が美しく透けて見ることができます。