ブラジルのバイーア産のレムリアンシードのポリッシュ。
透明度が素晴らしいです。
たくさんの虹とファントムが入った珍しいポイント。
先端部に入った幾重もの干渉の痕跡が面白いなと思いました。
これ、表面にあったら太陽やブラックホールのグリフとしてスーパーレアだったと思います。
ファントムも二重三重になっており、水晶面に合わせて六角形の平面なんですね。
とても面白いです。
鏡面磨きにされてないので、白さが少し表面に残ってますが、内部の輝きの強さは変わりません。
レムリアンシードは表面はすりガラス状で、内側に強い光を宿しています。
そのため、磨くと強い光が現れ、レムリアンシードの真価を発揮します。
磨くと輝きに一層磨きがかかるのが、レムリアンシードが他の水晶と違う所です。
曇りや傷もなくきれいに研磨されています。
Lemurian Seed, Clear Quartz(水晶、クリスタル)
106x41x36mm
190g
Alegre mine, Bahia, Brazil
↑ファセットの曇りは、保護シールの剥がした痕が撮影時に残ってました。
レムリアンシードはブラジルのミナスジェライス州のセラドカブラルが原産地です。その周辺にも同様のクリスタルが発掘されています。シード(種)のように母岩から離れ根を持たない状態で発見され、階段状の蝕像があるのが特徴です。ヒーラーによって古代レムリア文明の叡智が秘められているとリーディングされています。コロンビア、ロシアのクリスタルもあります。
ピュアレイは、レムリアンシードの鉱床のクラスターの根元に生えたポイントです。ブラジルの鉱床はとても巨大なため、クラスター群の根元にもポイントやそれに近い形の水晶があるのですが、ほとんどが不透明なのでピュアレイのような透明な石は稀です。
ミナスジェライス州北部のバイーア州アレグレ鉱山で発掘されています。レムリアンシードのレーザーの主産地であるディアマンティーナのあるエスピニャッソ山脈の北にあり、同じ鉱脈の可能性もあるようです。
詳しい解説をブログの方で書いています。
人類__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(1)
新しいレムリアン__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(2)
ライトボディ__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(3)
自由を求める性質_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(4)
長い旅の終わり_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(5)
ピュアな光を宿すバイーア産のレムリアンシード。セラドカブラル産よりもフレッシュで瑞々しさに溢れています。バイーア産のレムリアンシードも発掘量が増え広まるようになりましたが、高品質なため人気も高いです。バイーア産のレムリアンの内側の輝きを知るにはポリッシュが一番かもしれません。