ロンドゥ・クォーツ Roundu Quartz OOPARTS パキスタン・ギルギット・バルチスタン州産 474g/ ポイント水晶・クリスタル

ロンドゥ・クォーツ Roundu Quartz OOPARTS パキスタン・ギルギット・バルチスタン州産 474g/ ポイント水晶・クリスタル

型番 QRZ279PO
SOLD OUT
   
今年最大の驚きだったロンドゥクォーツとの出会い。
2021年秋のことです。

水晶というものの成り立ちを考えると、こんなのもありなのか、、、と思わず唸った逸品です。
今年の春に採掘され、秋に入荷し、業者さんの所ではすぐに売り切れてしまった幻の石。

まあそうでしょうね、、、と思います。
こんな石は見たことないですから。
水晶に詳しい人ほど、水晶のことを知っている人ほど驚きなのではないでしょうか。

白い部分は業者によるとサルファーやミルキークォーツとのことです。
他にクローライトやアンフィボールが入っているそうです。

ヒマラヤ山脈は火山帯ではないので、サルファーかどうか確認出来ませんが、太古のプレートテクトニクスで可能性が全くないわけでもないようです。
ちなみに、パキスタン南部には火山があり硫黄もあります。


こちらは入荷した中で一番大きなものですが、ダブルターミネーションで、二つのポイントが重なり合ったかのようなタントリックツイン。
実際はシリウスアメジストのように上に向かって縦に螺旋状に水晶が成長したのだと思います。

スモーキークォーツ部分は透明で反対側が見えるほどクリア。
この部分がとても神秘的で、ファセット下にタイムリンクのような大きなx面のウィンドウがあり、混入成分の影響を受けて柱面の肌ざわりもとっても滑らか。
産地が近いスカルドゥ産のスモーキークォーツとよく似ています。

クローライトが入った柱面に被る白い成分も結晶していて、細胞のような独特の模様を形成しています。
ヒマラヤ水晶特有の雲母のようなシルバーの輝きを持つクローライトのせいでキラキラしています。

まるで刀剣のように完成度の高い形と、編み物のような柱面の結晶。
デジタルなテクノロジーを感じさせる大きなポータルウィンドウ。

どなたが持ち主になられるのか楽しみな水晶です。



Roundu Quartz

180x50x47mm

474g

Stak Nala, Haramosh Mts., Roundu District, Gilgit-Baltistan, Pakistan


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2021年春にパキスタンのギルギット・バルチスタン州のRoundu地区で発見されたロンドゥクォーツ。ヒマラヤ山脈の西端のラダック地方で産出された新種の水晶です。業者によると、白いポイント部分はサルファー・イン・クォーツとのことですが、ミルキークォーツとも言われました。スモーキークォーツ、クローライトやアンフィボールなど様々な複合成分の影響が見られる独特の風情を持つ石です。

石のほとんどが鉱物に覆われ不透明で売り物にならないため流通量は限られており、とても貴重な出会いの石となっています。

きれいに結晶したものは両剣水晶やカテドラル、タントリックツインやエクストラターミネーションなどメタフィジックな成長が見られます。




詳細はブログにも執筆中ですが、別次元の石の登場といった感じです。古さを感じさせる佇まいながら、テクノロジーのようなデジタルなサインはまるで失われた文明のオーパーツのよう。硫黄が入っているとのことですが、ヒマラヤのこの辺りが火山帯だという資料はなく、パキスタンの火山は南の海岸沖にあります。ただ条件的にはかつて火山帯があった可能性はあるようです。

ヒマラヤ山脈はアルプス・ヒマラヤ造山帯によって誕生しました。アルプス山脈の南にはイタリアの火山帯があり、サルファーの名産地です。同じくヒマラヤ山脈の南側にあるパキスタンでかつて火山帯があったとしても条件的にはあり得るのだとか。大陸を押し上げる側の山脈の南側は、火山帯が発生する条件が整っているようです。ちなみに、インドネシアを押し上げるオーストラリアによって、インドネシアは活発な活火山帯が形成されています。

ポイントの白さはアンフィボールのせいもかなとも思いますが、それにしても全体的になぜこのような素晴らしいカーキ色を生み出すことが出来たのか、成功したのか謎です。

美術品のように完璧で、一点のみ干渉の跡がありますが些細なものです。ここまで立派に成長し、表面の成分まで結晶化が進んでいるのを見ると、どこかまだ生きているかのような生々しささえあります。

わびさびや霊魂のような厳かさのある石。両剣は輪廻のような永遠の循環と魂の完全性を象徴しているように思います。

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