カッパドキアのようなとんがりコーンのポイントが林立するホワイトキャンドル・クラスター
高千穂水晶の真骨頂という感じです。
私が高千穂水晶に強く魅せられて、確信のようなものが生まれたのは、この祖母山のホワイトキャンドルクォーツのクラスターのためでした。
縞模様のトップ...こんな水晶は見たことありませんでしたので。
しかも大きなホワイト・クラスター
白さもとても美しく、不透明なのにさらさらと音が鳴るシンギングクリスタル
よく見ると、中でファントムが出来ています。
段階的に成長したから縞模様が出ているとしたら、ファントムクォーツと同じように再成長を繰り返したクラスターなのだろうと思います。
天孫降臨の神話が根付く産地ならではの想像が広がります。
宮崎県の深い森の奥を手掘りで採掘されています。
採掘者による原産地証明書を添付いたします。
Quartz, Crystal(水晶、クリスタル)
77x55x46mm
206g
宮崎県西臼杵郡高千穂町
産地証明書付
原産地の宮崎県は阿蘇山や新燃岳のある霧島の間にある山間部です。常に噴火している桜島やスーパーパワーを持つ阿蘇山などの活火山がある九州はとても地殻変動が大きい地域だったでしょう。水晶のような鉱物は古代に地殻変動があった断層帯で産出されます。九州南部は鉱物に恵まれた地域かもしれません。
宮崎水晶は高千穂町や西米良村板谷など、熊本県との県境の山麓で採れる高品質な水晶です。また大分県との県境になりますが、祖母山も水晶の産地で、大分県側ではまりも水晶が採掘されています。まるで宮崎県を囲うように水晶の名産地が点在するのは、それだけ険しい山地でもあるからです。実は宮崎県は天孫降臨神話にふさわしい水晶の名産地でもあるのです。
クリアで輝きの強い水晶は西米良村板谷(水晶)、不思議な形の水晶やキャンドルクォーツが高千穂や祖母山で採掘されています。またスモーキークォーツやアキシナイトなどの鉱物も産出されています。
高千穂の水晶は、産地が日本神話の聖地であること、そこから特殊でメタフィジックな水晶や鉱物が採れることが希少性を高めています。知る人ぞ知る産地だったのが、令和の今この時日本中に知られるようになり、またそれに伴ってこれまで以上にメッセージ性の強い水晶が続々と出て来るようになりました。
九州山地の奥深くにありますが、マップで見ると南海トラフの西端にあり、大きな地殻変動の影響を受けやすい土地であり、それによって生まれた鉱物でもあると思います。南九州は東北の震災でも新燃岳の噴火が前兆であったり、日本列島全体に大きな地殻変動の始まりや予兆を示すような所があり、それが天孫降臨の伝説や日本神話の始まりのヒントにもなっているように思います。
高千穂水晶には「幕開け」や「始まり」のような意味合い、何か大きな変化が訪れる予兆として現れるような気がします。私個人でも怒涛の変化の直前に高千穂水晶を入荷してますので、自然や歴史だけでなく個人の人生でも同じように意識下で地殻変動を起こす。人生において神話を生む。またそのような時に欲する石のように思えます。
メタフィジックな要素の多さや佇まいから、ロシアンレムリアンを何度も思い浮かべます。ロシレムほどの強制力はないかもしれませんが、ソフトなロシレムといった感じで、意識下の地殻変動という意味ではかなり強いものがあると思います。
国産水晶ということを考えると、石とのシンクロは高いと思いますし、強いメッセージ性の石が出て来ているということは、私たちへのメッセージでもあり、その強制力はロシレムに勝るとも劣らないかもしれません。