オレンジ色の縞模様が美しい縞メノウ。
アゲートです。
守護力が強く、オレンジ色のアゲートは
西洋では太陽のシンボルとしてアクセサリーに使われます。
こちらはオレンジ色なんですが
大部分が半透明のクリアなタイプで
透けて見える縞模様がとても鮮やかです。
その部分は背景によって青色に見えます。
私はアゲートの地層や岩肌のようなぐるぐるとした
縞模様が大好きなのですが
アゲートにはアクセサリーというよりも
パワーストーンとして身に着けた方が
良さが実感できるかもしれません。
美しく磨かれ、ツルツルです。
プルンとしたゼリーのような輝きと質感。
アゲートの鉱物でありながら有機体のような
不思議な質感をお楽しみ頂けます。
鉱物名____BANDED AGATE(縞メノウ)
サイズ____34X18X06mm
重さ_____35.2cts./7g
石の処理___天然無加工
原産国____アフリカ
アゲートはカルセドニーと兄弟のような鉱物で、岩石や砂礫の間の沈殿物から形成されます。フォッシル・シェルのような貝化石は貝の成分が他の成分と融合してアゲートを形成するように、アゲートは微生物などの媒介や他の成分の置換によって結晶化された鉱物でもあります。アゲートの強い守護力はさまざまな要素の融合や協力によって生まれて形成される鉱物だからからかもしれません。
アゲートには渦状のデザインをしたものが多く、一つ目のように見えるものもあり、田んぼのカラス除けじゃないですが、古来から一つ目は邪気を祓う力があるとみなされています。エジプトのナザール・ボンジュウというアクセサリーが有名です。護符として愛され、また富や健康をもたらすと言う言い伝えがあるのは、アゲートに周囲の悪い気を封じ込める力があるのかもしれません。
カーネリアンのようなオレンジ色をしたアゲートは、とても明るい前向きなパワーと、持ち主を護り邪念をブロックしてくれるたくましさがあります。アゲート自体は半透明なのでそんなに強度があるように見えませんが、実は硬度が7もあるとても固い石なのです。この硬さを利用して西洋では古代よりさまざまな彫刻品や装飾具に利用されて来ました。
こちらのアゲートの明るい縞模様は、アフリカの有名な洞窟を思い出します。縞模様はエネルギーのラインを表しており、またそれが広がり増幅している様を見てとれます。この半透明のアゲートはそんな視覚できないエネルギーの流れを実際にイメージさせてくれます。固い石を持つこと自体がとても大きな防御になり、ダイヤモンドの価値がこれほどまでに高いのもその輝きだけでなく硬度故でもあります。
私の直感ですが、明るい色をしたアゲートには、危険や危機を知らせる力があるのではないかと思います。非常に明るいエネルギーをした石ですが、その明るさに翳りが見えた時、何かしらの危険やよくないことが近づいている、持ち主に事前に察知させてくれる力があるような気がします。青系の石が持つ内面で閃く直感と違い、明るい暖色系の石が与えてくれる直感は、危機探知能力のような動物的直感です。信号の赤や黄色みたいなものです。