鮮やかなグリーンとオレンジの組み合わせが珍しい
ユナカイトのルース。
ピンク成分が多めのものを選びました。
鮮やかなグリーンも美しいですが
ピンク成分が多めだと華やかさもより一層。
流線型のマーキースカットは
よりフェミニンなエネルギーで溢れています。
緑色の石なのに大部分がヌーディナピンクベージュなので
まるでロードクロサイトのような色気があります。
裏も表も美しく磨かれツルツルです。
画像ではわかりませんが緑色の先っちょのサイドの所に
小さな研磨跡があり石英っぽい成分が見えます。
鉱物名____Unakite(緑簾石-りょくれんせき)
サイズ____32×17x6mm
重さ_____33cts./6.6g
石の処理___天然無処理
原産地____アフリカ
ユナカイトは現地では「ユナカイト・ジャスパー」と表示している業者も多く、ジャスパーだと思われている国もあるようです。正確には緑色の部分がエピドード(緑簾石)、ピンク色の部分がムーンストーンなどのフェルドスパー
(長石)で、さらにクォーツ(石英)が混じった混合石です。
原産地はアメリカのノースカロライナ州で、その鉱山のユナカ(Unaka)山にちなんで名づけられました。
トラウマを癒し恐怖心や罪悪感を取り除き、肌の潤いを保つ力があると言われています。
緑色のインパクトがある石ですが、ピンク色が多いと中々女性的な石だなと思うのはムーンストーンと同じ長石が成分に入っているからかもしれませんね。石の効果もホルモン分泌を助け肌の潤いをキープするのは、明らかに女性ホルモンの影響です。ユナカイトは見た目よりも女性的なパワーが溢れる石なのかもしれません。
確かにユナカイトのピンクは肌色にかなり近いですし、緑色の中にある肌色はまるで草原に横たわる裸婦のようにも見えます。そんな作品が印象派の巨匠の絵画にありましたが、どこかエロチックな印象を与えるのはユナカイトのピンクが極めて人肌に近い色をしているせいかもしれません。
恐怖心やトラウマからの解放という効能は、まるで大自然の中で裸のままで横たわるように、ありのままの自分を受け入れ解放するイメージをこの石が与えてくれるのかもしれません。太古の昔に裸同然で暮らしていたかもしれない私たちの祖先。またそれは過去の私たち自身かもしれないとしたら、こちらの石のイメージはそんな時代の大らかで自由な記憶を蘇らせてくれるのかもしれません。