カイヤナイトの劈開性の特質がよく表れた
柱状の原石です。
半透明で光にかざすと透けて見えます。
カイヤナイトの石の美しさがよくわかる原石。
カイヤナイトのルースは宝石のように
キラキラして美しいですが
原石の方はカイヤナイトの繊細な性質がよく表れていて
それもまたこの石の美しさでもあると思います。
柱状に割れていますが
よく見るといくつもの横のラインが入っています。
山頂の岸壁の岩肌のような光景。
このままワイヤーやワックスコードでラッピングして
ペンダントにするのもいいでしょう。
コードを引っかけやすい形状で軽いです。
ペンダント向きだと思います。
鉱物名___Kyanite
サイズ___45x13×4mm
重さ____6.2g
石の処理__ナチュラル
原産地___アフリカ
カイヤナイトは一方向には硬くもう一方向にはもろい特徴があります。このような石を二硬石というのですが、結晶の方向によって割れやすかったり割れにくかったりするのです。
カイヤナイトの原石はまるで古代遺跡から発掘された柱のような表面をしています。壊れやすい脆さと深い藍色が相まって、神秘的な印象を与えます。半透明で表面はガラスのような光沢を持っています。水晶のような透明や半透明の映し出す性質と、藍色の深い精神性が混在している石であり、それがカイヤナイトの二面性となっているのかもしれません。
従順、適応や清浄を表す鉱物とされています。
カイヤナイトの効果に従順や適応といった力があるのは、この石がとても大きな使命の下に人を従わせ導く力があるからかもしれません。集団や組織が担う大きな使命に従わせ目的に向かって一丸となって邁進させる力がカイヤナイトにはあり、理性的な思考や自己規律など持ち主を甘やかさず、怠け者の尻を叩くようなキリっとさせる石です。
ギリシャ遺跡の柱のようなカイヤナイトの原石は、この石に古代からの知恵やメッセージがふんだんに入っているような印象を受けます。哲学者や賢人、仙人のようなイメージのある石です。