レピドクロサイトの長いインクルージョンがクォーツに入った
レピドクロサイト・イン・クォーツです。
赤いレピドクロサイトだけでなく針状のゲーサイトも入っています。
なのでストロベリークォーツと同じ成分になります。
苺のようではありませんが(^^ゞ
レピドクロサイトやゲーサイトのしなやかで
まるで水の中を泳ぐメダカのような生き生きとした姿。
シンプルなインクルージョンなのでレピドクロサイトやゲーサイトが
クォーツの中で響きあっている様子がよくわかります。
サイド近くの表面にカケがあります。
花の雌しべや雄しべのようなルースのサイドからサイドへ
伸びるように広がっています。
花弁がないのに花のイメージが浮かぶシンプルだけど
華やかさのある一品です。
鉱物名____Lepidocrocite in Quartz(鱗鉄鉱入り水晶)
サイズ____21X13X07mm
重さ_____13.5cts.
石の処理___天然無処理
原産地____インド
水晶の中に赤色の針状や繊維状で現れることが多いレピドクロサイト。同じように針状になって現れるよく似たゲーサイトは同質異像のお仲間で、アメジストのようなクォーツに一緒になって入っているので見分けることが困難なほどです。両方ともスーパーセブンの七つの要素に当たります。
ギリシャ語で鱗(うろこ)を意味する「lepidos」と繊維を意味する「kroke」からレピドクロサイトと名づけられました。鱗というより鱗粉のようなレピドクロサイトのインクルージョンがその名前の由来かもしれませんね。
前進、変化を促し持つ人の人生に多様性をもたらすと言われています。古くは呼吸器系の病気や血液や背骨の不調に用いられたと言われています。
クォーツの中のレピドクロサイトはとても赤く水晶の中で響いて見る者に強く訴えます。スーパーセブンの魅力はアメジストやカコクセナイトだけでなく、なんといってレピドクロサイトの赤いインクルージョンが石をとても華やかに、印象的なものにしています。レピドクロサイトはインクルージョンとして現れたとき、訴えかける力が強い石だと思います。紅一点という言葉がありますが、一点ではないけれど、他の鉱物の成分に混じって一際存在感を放つ石なのかもしれません。
花の雄しべや雌しべのような、水の中で泳ぐメダカのような、そして子宮の中で泳ぐ精子のような、クォーツの中に入ったレピドクロサイトはミクロの世界の生命活動のようなエネルギーを感じさせます。このミクロの世界のエネルギッシュな動きのイメージが、意識下で小さな変化を促すのかもしれません。花が咲く前の種子が小さいように、稚魚がメダカのように小さいように、受精前の細胞が極小のように、始めはすべて小さなマクロの世界から始まります。レピドクロサイトが持つ「多様性」の示唆は、成長するにつれて植物や樹木が枝分かれしていくように本人さえも気づかないレベルで可能性を投げかけてくれるのかもしれません。
販売価格 |
SOLD OUT |
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型番 | STR1056LS |