レッドガーネットの結晶が見られる鉱物標本です。
こちらはガーネットの中でもエンジ色からオレンジ色の石を持つ
スペサルタイト(スペサルティン)ガーネットだと思われます。
階段状の結晶構造が表れています。
またスペサルタイトによくある粒粒した塊がくっついています。
裏側には白い石が付いていますが
この地方でガーネットと一緒に産出されるフェルドスパー(長石)だと思います。
柘榴の実のようなキラキラとした結晶が見られます。
鉱物名___Red Garnet, Spessartine/Spessartin Garnet Cluster(柘榴石)
サイズ___35×23×22mm
重さ____37.1g
原産地___SKARDU, GILGIT(パキスタン)
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スペサルティンガーネットは、スペサルタイトとも言われるたくさんのガーネット類の一種です。結晶が小さく宝石やルースになるのは稀です。ガーネットは一月の誕生石でもあります。
「天然のカット宝石」と呼ばれるほど多くの結晶面を持ち、十二面体や二十四面体など、幾重にも重なった結晶面を持つ鉱物です。また柘榴石と呼ばれるように、柘榴の実のような小さな粒が詰まった塊で産出されます。
こちらは、多くの結晶面を持ちながら粒状の塊となって現れるガーネットの特徴を持った典型的なガーネットの鉱物標本かもしれません。スペサルタイトはくすみがちな色のレッドガーネットの中でも明るいオレンジ色が入っているので発色が美しく、光に当たると一瞬ゴールドのような輝きを放ち圧巻です。