美しい透明感と白さを併せ持つファーデンクォーツ。
ファーデンはドイツ語で糸を意味します。
この鉱物が糸状の繊維のようなインクルージョンを持つことから
名づけられました。
こちらは上質なファーデンクォーツのクリスタル。
クォーツの透明度が高く内部の糸がはっきりと見え
太いものほど価値が高くなります。
輝きも白さも一層増すからです。
また細かい平面のプレートが連なっているほど
ファーデンクォーツの繊細さが表現されています。
ガラスの破片が連なっているように見えるファーデンクォーツ。
しかしその芯には白い中心が貫かれています。
本来なら硬度が高い水晶
その水晶が繊細な構造で繋がっているため
とてもデリケートではかないイメージを与えます。
実際折れやすいので扱いには注意が必要です。
ファンタジックな水晶のファーデンクォーツ。
水晶の新たな魅力の発見です。
鉱物名___Faden Quartz, Crystal
サイズ___51×24×11mm
重さ____11.7g
原産地___Dara Ismel Khan district, Waziristan(パキスタン)
・簡易書留(450円)
ファーデンクォーツは、クリスタルの一種で変成岩の裂け目から発見されます。白い糸のような繊維状のインクルージョンががクォーツの中に混入しており、水晶の破片によって生まれ、癒しの力を生んでいると考えられています。Fadenはドイツ語で「糸」を意味します。水晶と同じ硬度を持ちますが、欠片状に結晶しているため、破片が折れやすくもろいです。ブラジルやパキスタンなどで発掘されます。
ファーデンクォーツはそのビジュアルどおり、「結合の石」とされています。ヒーラーとヒーリーなど繋がりたい誰かと繋ぐ力があるとされています。ファーデンクォーツの構成が、平面の結合により立体となっているように、肉体とエーテルとの結合をサポートすると言われています。
ファーデンクォーツがいくつもの平らな面が繋がっており、またそのそれが糸状の繊維によって連なっていることから、ヒーリングにおいても神経系統、筋肉繊維や関節などの不調に対して癒しの力があると考えられています。
ファーデンクォーツに対するリーディングは、ファーデンクォーツが概念的に身体と似た構成を持つことにあります。二次元の繋がりが三次元を構成していること、腕や足など身体パーツのような水晶面とそれを繋げる骨や神経、筋肉繊維のような糸状のシュレッド(Faden)。またスピリチュアル的にはエーテル(二次元)と実在(三次元)の繋がりなど、物質と概念を繋ぐ形而上学的な解釈が許される面白い鉱物でもあります。このようなスピリチュアル的な解釈は他の鉱物でもその分野ではよく見ますが、ファーデンクォーツの場合は他のパワーストーンよりも理論的だと思います。それだけこの鉱物がぶっとんでいる、きわめて特殊な、スピリチュアルな形状をしていて、目に見えない世界との繋がりが強いのかもしれません。