プルンとしたまるでグロスを塗った唇のようなロードクロサイト。
イチゴのようなカットをしています。
表面に照り感があるのがロードクロサイトの嬉しい所。
ただピンク色なだけではないのです。
女性の肌色や乳首などのパーツにとても近い色を持つロードクロサイト。
だからこそ女性性の象徴と言えるのでしょうね。
裏面にはロードクロサイトのもう一つの魅力でもある
縞模様の渦が入っています。
艶やかに研磨されカットされています。
表面に傷などもなく中の結晶がキラキラ光っています。
鉱物名___Rhodchrosite, Incarose
サイズ___31x20X7mm
重さ____39.4cts./7.8g
石の処理__ナチュラル
製造国___インド
ロードクロサイト、またの名をインカローズと言います。インカローズはかつてインカ帝国があったアルゼンチン産のものを指し、花びらのように結晶したロードクロサイトを指します。本来なら結晶層のあるロードクロサイトが正統なインカローズなのですが、なぜか結晶層のない鮮やかなピンク色をしたロードクロサイトがインカローズとして高値で取引されていたりします。
ロードクロサイトの”ロード”はギリシャ語で薔薇を意味するローダス(Rohdes)から来ています。炭酸系の鉱物で、硬度が低く傷つきやすい石で塩分も含みます。この石に限って、水や塩の浄化は避けましょう。インクルージョンの黒い部分がにじんで広がったり、表面が荒れたりします。
薔薇の名前が付くように、極めて女性性が強い石です。ホルモン分泌を活性化し、鬱の症状を緩和するとも言われています。
インカローズと呼ばれるアルゼンチン産は鮮やかなピンク色のものが多く、アフリカ産など別の産地のものは落ち着いた色のものが多いようです。
ロードクロサイトの薔薇色は春の季節にもぴったりのはずなのですが、桃色のパステルカラーが似合う春に、ロードクロサイトのこってりとした口紅のようなピンクはこれまた場違いな雰囲気を醸し出してしまいます。冬から春へ。まだ寒さが残る季節がロードクロサイトにはぴったりなのかもしれません。
ロードクロサイトのピンク色は南国の花々のようなこってりとした厚みのある紅色で、暖かい国の気候をそのまま閉じ込めたような明るさを持つ石です。インカローズの原産であるペルーは赤道直下のエリア。ロードクロサイトは真夏の太陽にも負けないエネルギーを持つ石です。
恋愛石としてフューチャーされることの多いロードクロサイト。それはやがてアンチエイジングにもなるという意味です。むしろその年代の方がロードクロサイトの有難味がわかるというもの。パワーストーンには運や縁を引き寄せるためのものと、心身の健康を助けるための二つの意味があると思います。ロードクロサイトは不足しがちな女性ホルモンを心理的に補ってくれる。そんな効果があるように思います。
販売価格 |
SOLD OUT |
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型番 | RHO0814LS |