ピンク色のモルガナイトのルースです。
同じベリル系のアクアマリンのピンクバージョンといった石。
石の質感も結晶もそっくりです。
やさしいピンク色が健気な輝きを放つモルガナイト。
ガラス質でアクアマリンと同じくとても繊細な石です。
こちらはきれいな桜色のルースですが
表面に窪みなど研磨の粗や緑色が入っているため価格を抑えております。
ローズクォーツとは違うはかなげなモルガナイトの桃色。
水晶とベリルの石の違いを感じます。
ガラスのようなピンク色の石はとても貴重なのかもしれません。
透明度が高く輝きが強い一品です。
鉱物名___ Morganite(モルガン石)
サイズ___27X19X06mm
重さ____34cts/6.8g
石の処理__非加熱
製造国___インド
ベリル種に属し、エメラルドやアクアマリンと同じグループです。エメラルドは緑色のベリル、アクアマリンは青いベリルです。もともとは「ピンクベリル」と呼ばれていましたが、アメリカの代表的な宝石コレクターでもあるJPモルガンのモルガンからモルガナイトと1911年に名づけられました。
アクアマリンと同じくベリル系のやさしい雰囲気を持ち、ガラス質でマンガンの成分によってピンク色に輝きます。愛情。清純・優美を象徴する鉱物と言われており、その繊細な色合いと質感がまた多くの人を魅了する石でもあります。
アクアマリンが男の子なら、モルガナイトは女の子のベビーといった石でしょうか。アクアマリンとほぼ同じ質感と輝きを持ち、違いは色だけのようです。アクアマリンのブルーもモルガナイトのピンクも、どちらも薄らとしたパステルカラーで、幼子の肌のような成長途中の色のようにも見えます。
春の始まりはホロスコープでも一年の始まりを意味し、植物は若い芽を出し生まれたての命が溢れる季節。いわばベビーの季節でもあります。水瓶座から魚座へ、魚座から牡羊座へ。あの世をさ迷っていた魂たちが肉体を持ってこの世に表れる時期を表しており、とても重要な季節でもあります。ベビーの季節にふさわしいモルガナイトの幼気なピンクはこの季節の生命の誕生と共鳴しているように思います。