うねるような独特の模様が美しいチャロアイト。
こちらは同じ紫でもぶどう色で羽根や花のような黒い成分が入っています。
黒い成分はエジリンで、こちらのように針状の尖った結晶を持ちます。
白い成分はマイクロクリンで長石に属します。
チャロアイトのやさしいエネルギーは長石が入っているせいかもしれません。
少し赤みがかった紫は、チャロアイトの蛍光パープルよりも
ずっと親しみやすくファッショナブルかもしれません。
エジリンの結晶が際立つようにデザインされカットされています。
鉱物名____Charoite
サイズ____36X21X05mm
重さ_____26.5cts./5.3g
石の処理___天然無処理
原産地____ロシア
1978年に新種の鉱物として認められたチャロアイトは、その後のニューエイジや天然石ブームの一役を担ったと思います。ラリマーやスギライトなどと共に世界三大と言われる石はすべて70年代に発見されているからです。
ベースにラブラドライトなどのグループと同じ長石が入っており、黒い成分はエジリンです。いくつかの成分が入り混じった複合石ですが、チャロアイトのヒーリングパワーは長石の効果もあるかもしれませんね。
名前の由来はロシアのチャロ川付近で発見されたことによります。
チャロアイトの生クリームをかき混ぜだような模様は、そのまんまチャロアイトのエネルギーを表しているのかもしれません。まるで柔らかいクリームを混ぜているようなやさしいエネルギーをチャロアイトから感じます。見た目と実物の印象が大きく違う石で、三大ヒーリングストーンに数えられるのも納得です。
ささくれ立った心をクリームを塗って治すようなイメージです。ヒーリング効果が期待できるので、医療系などのヒーリングワークに従事される方に人気が高い石です。他人を癒すだけでなく、自分自身が癒されたいという人に必要とされているようです。誰かを癒すというのはとってもパワーがいることで、とても疲れることです。チャロアイトは誰かのために自分を犠牲にしがちなヒーラー自身に癒しの光を注いでくれる石なのかもしれません。
こちらのぶどう色のチャロアイトは、エジリンの影響力の方が強い感じです。主役のチャロアイトよりも目立ち、癒しというよりもダークファンタジーの影の女王のような、秘めた魅力を感じます。