ボルダーオパールのルースです。
淡いブルーの表面とその裏側には母岩が付いてます。
ボルダーオパールは鉄鉱石の茶色の中に
キラキラと青い輝きを見せるオパールがほんの少し顔をのぞかせる石。
ルースタイプのものは裏面に母岩が付いていることが多いようです。
淡い水色の、少しグレイッシュなブルーに
ピンクとグリーンの遊色が海の水しぶきのように輝きます。
真ん中を川のように分かれて走るライン以外は
ピンク色の遊色がほぼ全面に広がっており
角度によってそれぞれが光ります。
パステルカラーの甘いトーンのオパール。
ギラギラとしたものが多いですが
こんなやさしいトーンのオパールも魅力的です。
ルースケースに入れてお届け致します。
鉱物名____BOULDER OPAL(蛋白石)
サイズ____14×13x3.2mm
重さ_____4.5cts.
石の処理___裏面に母岩
原産地____オーストラリア
和名で蛋白石と呼ばれるように、オパールの成分は貝や樹木などの堆積物から出る珪酸によって作られたり、クォーツのように温泉の堆積物や火山の溶岩の中に出来るものもあります。ラテン語で「宝石」を意味するオパール。産地には、メキシコ・オパールやオーストラリアのボルダーオパールなどがあり、中でもボルダーオパールは青い海のような鮮やかな遊色を持つため非常に人気が高い石でもあります。
ボルダーオパールのBoulderは「大きな丸い石」という意味で、これはボルダーオパールが岩の塊から発掘され、母岩付で加工されることから「ボルダーオパール」と呼ばれています。
古来より、霊的能力や直感力を高め、意識を向上させる効果があると言われています。眼病の治療にも利用された歴史があるのは、オパールの遊色効果が霊的な眼力も含め、視覚機能や能力を強く刺激するのかもしれません。
オパール自体が水分を多く含み硬度も軟らかいため、とても乾燥に弱く、水分補給や保湿などのケアが必要です。
ボルダーオパールは岩に浸み込んだオパールそのもの。青いフラッシュが強く、茶色い母岩と一緒に研磨されます。キラキラと輝き水のように青いオパールと無骨な茶色い岩の色とのコントラストが特徴で、とってもワイルドです。エアーズロックのあるオーストラリアの大地を想わせるようなボルダーオパールのこげ茶色の肌は、オパールの青さをより一層引き立たせ、まるで乾いた大地のオアシスのような潤いを見せます。「幸運の石」「青い鳥の石」と例えられるように、奇跡や幸運を授ける力があると言われるのは、砂漠のオアシスのような潤いを見せるからかもしれません。
青いオパールが魅力のボルダーオパール。オパール特有の透明感と引き込むようなブルーが一緒になっているだけでなく、ピンクやグリーンなど七色の光まで見せるのですから、惹かれないはずがありません。原色に近い真っ青なブルーから、スカイブルーのような水色まで様々な色を持ちます。母岩の間のわずかな狭間に見えるものが増えていますので、オパール部分の大きいルースは貴重です。