青いシラーが強くフラッシュするブルーラブラドライト
大振りサイズの卵型のルースです。
青いシラーはルースいっぱいに広がっていて
花を添えるように明るいイエローのシラーが下の方に見えます。
まるで水中を覗いているかのような光景は
自分自身も水の中にいるように錯覚させてくれますね。
こちらは裏面も表と同じ位シラーが入っており
パープルのシラーが入っているため中々個性的です。
裏面を表にしても面白いかもしれません。
裏も表もラブラドライトの違うテイストを楽しめる一品。
研磨も裏面も意識して磨かれており真っ平ではなく
少し膨らみを持たせてカットされています。
そのため裏面を表にしても違和感がありません。
鉱物名___Labradorite
サイズ___35X20X08mm
重さ____47.9cts./9.5g
石の処理__ナチュラル
製造国___インド
ラブラドライトの光は、銀河系の他の惑星から放たれた波動と共鳴していると言われています。ラブラドライトを持つと直感や洞察力が冴えるのはそのためかもしれません。
やさしい波動を放つ長石(フェルドスパー Feldspar)の一種で、一定の方向にぱっくりと割れる劈開性を持ちます。その劈開面に沿って鮮やかな光を放つラブラドレッセンスが現れます。
月や太陽を象徴し、この石の波動は宇宙からのメッセージだと言われています。歴史的になぜか民衆や集団の大きな集合意識の変化に呼応する特徴があります。
最初に発見されたのは北米のラブラドール地方。もともと寒い国の石なのです。現代ではアフリカの東にあるマダガスカル島で多く産出されています。太陽の光が少ない極めて寒い地域と、たくさんの光が降り注ぐ極めて暑い地域に顔を出すラブラドライトは、そのまま光と影を象徴しているように思います。
水の石といえば水晶ですが、ラブラドライトもかなり保水する石で、石の湿度や水分によってシラーの輝きも違うほどです。青いシラーを浮かべるブルーラブラドライトはまるで海底を切り取ったかのような光景を見せ、この石が自然の水と強い関わりがあるのを連想させます。
ラブラドライトは宇宙的な輝きと次元を超えた力を刺激する石でもありますが、青いラブラドライトに限っては意外と持ち主に潤いを与えるような保湿力があるのかもしれないと思ったりします。心や体が乾いている時はブルーのラブラドライトに強く魅かれるようです。ブルーラブラドライトの根強い人気も、この青い石が疲れた現代人の心の救いになっているのかもしれません。
夏至を過ぎたこの時期は太陽が天頂にある季節。地表も海も空間も熱を持ち、植物も動物も水を強く欲します。この時期に梅雨が訪れるからこそ日本は緑豊かな島ですが、梅雨がなければとても乾いた大地だったかもしれません。
ラブラドライトの青い水のような輝きと水分を吸収する性質は、この石が水のような性質を持っているからかもしれません。