黒やエンジ色のダークなガーデンクォーツの中に
なんとキューブ状のイエローカルサイトが入っているルースです。
まるでパイライトにも見えるイエローカルサイト
キラキラと透明感のあるゴールドの光を放っています。
まるで黒い森の中に光る灯のよう
ファンタジックなイマジネーションを運んでくれる一品です。
また三角にカットされていうのも珍しいガーデンクォーツ。
トップの透明部分に虹も入っています。
表面にカケなどもなくきれいにカットされています。
鉱物名____Garden Quartz, Lodolite(庭園水晶、ロードライト)
サイズ____25X13X29mm
重さ_____30.8ts./12.5g
石の処理___天然無加工
輸出元___中国
ガーデンクォーツは主にクロライト(緑泥石)を含むクォーツ(水晶)です。流通名で海外ではLodolite(ロードライト)とも呼ばれます。「lodo」はスペイン語で「泥」を意味することに由来すると言われます。この名の通り、ほとんどのガーデンクォーツのインクルージョンはクロライトの鈍い色をしたものが多く、それが庭園の風景のように見えることから「庭園水晶」「庭水晶」と呼ばれるようになりました。ルチルやレムリアンシードなど個性的なクォーツを産出するブラジルのミナスジェラスが主な産地です。
霊的パワーと強め、ヒーリング能力を高めると言われています。またルチルクォーツと並んで金運や商売運を向上させると中国では信じられているため、特に中国で人気が高い石でもあります。ルチルと同様、インクルージョンが多いほど価値が高くなります。
ガーデン水晶はもともとインクルージョンが多い石としてあまり価値が認められなかったそうです。ほとんどの庭園水晶は鈍い色をしていますので美しさが認められなかったのでしょう。近年そのインクルージョンが庭園のように見えることから、ガーデン水晶として中国を中心に人気が高まっており、その価値が再発見されています。中国の庭園のようにも見えるので、ガーデンクォーツの見事なインクルージョンが富貴な庭園の風景を表しているように見えるのかもしれません。
水晶は水そのもののような石なので、もともと癒しの力を持つ石。内部にある光景に引き込まれることによって、乾いた心に潤いを与えてくれます。
最近はガーデンクォーツに他のインクルージョンが入っているのも多いですが、こちらのカルサイト入りのように単体でクリアな結晶を持つものはとても珍しいと言っていいでしょう。