赤いヘマタイトがしっかりと付着した
レッドヘマタイト・オン・キャンドルクォーツです。
クォーツの形態はダブルポイントの両剣水晶ですが
片方が大きな山のようになっており
そこからろうそくのロウのようなたくさんの小さなポイントが
周辺を取り巻いています。
実は内部にはカルサイトのような透明でツヤのあるクォーツがあり
キャンドルはその上に生成されたものであることがわかります。
まるで山の断面図を見ているように、透明なクォーツの上に
たくさんの木々が生えた森の斜面のようにも見えます。
クォーツ全体としてはまるでアスパラガスのようなにも見え
透明な茎に花や実が成っているようにも見えるのが面白いです。
キャンドルクォーツの中でもこれほど明るいヘマタイトが
大量に付着しているのは珍しくまるでキャンドルの炎のように見える
クリスマスっぽいクォーツ。
コレクター向けのアイテムです。
鉱物名___Candle Quartz, with Red hematite(両剣水晶、両錐水晶)
サイズ___56×33×22mm
重さ____38.5g
原産地___Cournel Murta, ミナスジェライス州(ブラジル)
・クリックポスト
キャンドルクォーツはマダガスカル産のものを多く見かけますが、ブラジルのミナスジェライス州のある地域でヘマタイトが濃く付着したキャンドルクォーツが発掘されました。キャンドルクォーツはクォーツを覆うようにたくさんの小さなミニクォーツの結晶が生まれたものです。その上にさらにヘマタイト(鉄分)が降りかけられたように色が付いています。赤色は酸化した鉄分の色でしょう。
白いキャンドルクォーツよりも色が付いている分、小さな群れの水晶の形がはっきり見えます。ロウ部分のミニクォーツの三角がどれもとてもはっきりしているため、カテドラルクォーツのようにも見える迫力があります。
表面の白いキャンドルに対して芯の部分が透明なため、違う成分のように見えます。もしかしたらカルサイトの上にクォーツが生成されたものかもしれません?まるでカッパドキアのようなビジュアルだけでなく、透明なカルサイトのような芯の部分と白いアスパラガスのようなキャンドル部分の対比もまたとても面白く、いろんな魅力が詰まった飽きない一品です。カルサイトっぽい部分は半透明で、光にかざすと透過します。
まるで鷲の翼のように見える雄々しいビジュアル。まるでアメリカのインディアンのアクセサリーのような土着な雰囲気も満点です。