鮮やかなオレンジ色をしたスペサルティンガーネットのカボションです。
オレンジ色のガーネット。
六角形の個性的な結晶を持つガーネット
薄っすらとその名残がもやもやと残っています。
天然石のカボションですが宝石質の色鮮やかさです。
高さのあるふっくらとしたカットで
裏面も少し膨らみを持たせているためコロンとしています。
スペサルティンはスモーキークォーツなどと共生し
クォーツに細かくこびりついているのが発掘されます。
小さいものが多いので、明るく大きなものは希少です。
キズなどもなくきれいに研磨されています。
鉱物名___Garnet, Spessartine/Spessartin Garnet
サイズ___13×10×8mm
重さ____11.8cts.
原産地___アフリカ
スペサルティンガーネットは、スペサルタイトとも言われるたくさんのガーネット類の一種です(原産地のドイツ語読みだとスペサルタイト、英語だとスペサルティン)。ガーネットの中でも明るいオレンジ色をしています。結晶が小さく宝石やルースになるのは稀です。ガーネットは一月の誕生石でもあります。
ガーネットは「天然のカット宝石」と呼ばれるほど多くの結晶面を持ち、十二面体や二十四面体など、幾重にも重なった結晶面を持つ鉱物です。また柘榴石と呼ばれるように、柘榴の実のような小さな粒が詰まった塊で産出されます。
1月の誕生石のガーネット。誕生石の月になると気が付くとその石が気になっているのは不思議です。やはり誕生石の謂れは理由があるのだと思います。ルビーと姉妹のようなガーネットはルビーよりも庶民的で親しみやすい石。お姉さんのように気高く勝気ではありませんが、負けず劣らずたくましさを持つのは妹ならではの強かさでしょうか。寒さが極まる真冬の中でガーネットが1月の誕生石なのは、この石が冬の寒さにも負けない強さと明るさを持つからではないでしょうか。
ガーネットはとても頼もしい石で、チャクラに装着すると体温の逃げが防げるような気がします。実際の体温というより、気の体温、霊体の温度みたいなもので、寒いけれども寒さを感じずらい、感覚的な意味です。体感に現れるのならば、精神的な面でも自分自身のエネルギーの漏れなども補給してくれる南国の太陽のようなパワーがあります。
北半球は真冬ですが南半球は一月は夏真っ盛りなのですね。真冬の誕生石が真夏のようなエネルギーを持つガーネットなのは、地球の反対側で極まったエネルギーがまるで石を介して供給されるかのようです。