ロードナイトの原石、破片です。
ペアセットです。
ルースではわからないロードナイトの雲母のような、カイヤナイトのようなキラキラ感が見えますね。
ポリッシュすると黒い部分がインクルージョンのように見えてしまいますが、原石だととても自然な感じ。
ロードナイトの赤をよりいっそう濃くしているのがわかります。
破片なので尖っていますが、マクラメなどで包んで上げるとナチュラルテイストな作品になりそうです。
鉱物名___Rhodonite(薔薇輝石)
サイズ___30x10x9mm/38x11x5mm
重さ____10.3g
石の処理__ナチュラル
原産地___Capaiete district, Minas Gerais(ブラジル)
ロードクロサイトと同じくギリシャ語でバラを意味するローデス(Rhordes)から名前の由来が来ているロードナイト。マンガンから出来ています。
バラの名前が付く他の天然石同様、恋愛や愛情に関して大きな働きをする石です。また、それらの石同様、心臓の働きや血液の循環など「赤」が象徴する事象に強く働きかけます。
不安や恐怖心を開放し、心身のバランスを保つと言われています。また、恋愛で傷ついた心を癒し、復縁や新しい出会いを求める気持ちを促すと言われています。
ローズの名前が付いた石は恋愛関係でよく見る石でもあります。ローズクォーツ、ロードクロサイトにロードナイト。まるで女性の心や体の成長に合わせたかのような三大ローズ石は、女性性との繋がりが強い石と言えるでしょう。
ロードナイトはローズ石の中でもバラエティに富んでいて、他の成分がよく混じっている石でもあります。こってりとしたピンク色のものからショッキングピンクまで、どれも黒いインクルージョンが伴っているのが特徴です。まるで心の傷やトラウマのようにあでやかなピンク色の中に現れる黒い印は、この石が甘いだけのローズ石ではないことを教えてくれます。
ユーディアライトと同じく女性にとっての再生の石であるのは、ともに赤やピンクと黒のコントラストが目立つのも一緒ですね。春らしいピンク色のロードナイトは、これまでのやり方や生き方を再びバージョンアップさせる時に魅かれるようです。